最悪の間違いによって互いの心と向き合うことになった父と息子の物語を描いた『MAESTRO(S)』が、邦題『ふたりのマエストロ』として、8月18日(金)より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、東京・Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下、東京・シネ・リーブル池袋ほかにて全国順次ロードショー。「世界音楽の日」(FetedelaMusique)の6月21日(水)に日本版予告編とポスター・ヴィジュアルが公開されています。
『
コーダあいのうた』製作陣が贈る、ふぞろいな家族の再起の物語。主人公を演じるのは『ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール』で実生活でも夫婦である
シャルロットと共演・監督を果たした
イヴァン・アタル。
ピエール・アルディティや
ミュウ=ミュウなどフランスを代表する名優たちが家族の葛藤を見事に描き出します。監督は俳優としても活躍する
ブリュノ・シッシュ。プロデューサーにはアカデミー賞作品賞受賞『コーダあいのうた』のフィリップ・ルスレらが参加。
ポスター・ヴィジュアルは息子・ドニと父・フランソワが指揮棒を振るい、対立する親子の関係性を体現しています。「父が生涯をかけて掴んだオファーは息子宛の誤報だった」と添えられたコピーから、親子に起きた重大な事件と緊迫感を感じさせます。世界最高峰〈ミラノ・スカラ座〉の豪華絢爛、大迫力の熱い演奏シーンを期待させるヴィジュアルとなりました。
予告編はドニの授賞式に現れないフランソワがテレビで息子の姿を見ているシーンから始まります。周りからドニの活躍を祝福されるも、フランソワは無関心。そんな折に〈ミラノ・スカラ座〉から音楽監督就任の依頼の電話が。しかし実は誤報で、息子・ドニはスカラ座の総裁から「父ではなく自分への就任依頼だった」と知らされます――。これから始まるミラノでの生活を心待ちにし浮き足立つフランソワと、父に真実を伝えなければと苦悩するドニの対比的な姿が描かれ、「僕は父さんの望む息子じゃない」と発言するドニに父が頷く衝撃なシーンも。親子の揺れゆく感情と共に
モーツァルトの「フィガロの結婚序曲」や「ラウダーテ・ドミヌム」などクラシックの名曲が流れます。不協和音が鳴り響く父と息子が、依頼間違いをきっかけに互いの心に向き合った時、圧巻のフィナーレへ向かう高揚感が残る至福の予告編となっています。
© 2022 VENDÔME FILMS – ORANGE STUDIO – APOLLO FILMS
■
『ふたりのマエストロ』2023年8月18日(金)より東京 ヒューマントラストシネマ有楽町、東京 Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、東京 シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開
gaga.ne.jp/MAESTROS配給: ギャガ