シンガー・ソングライターとして、ソロ・デビュー5周年を迎える
佐藤千亜妃が、6月28日に3rdアルバム『
BUTTERFLY EFFECT』をリリース。アルバムに収録された、
幾田りらとコラボした新曲「線香花火 feat.幾田りら」のMVを公開しています。
「線香花火 feat.幾田りら」は、夏の夜にはじまる淡い恋の予感を瑞々しいサウンドと、心地よいリズムに載せておくるダンス・チューン。本楽曲は6月14日より先行配信されていましたが、SNSでは「2人の声が美しすぎる」とコメントが寄せられ、すでにカヴァー動画もアップされるなど話題となっています。
公開されたMVは、水族館を舞台に佐藤千亜妃と幾田りらが共演。幻想的な色彩で、淡い恋の予感を描いた楽曲の世界観を引き出した、アートな作品に仕上がっています。楽曲のダンサブルなサウンドに合わせて、佐藤千亜妃と幾田りらが心地良くリズムに乗っている姿が印象的で、魅力的なコラボMVとなっています。
MVの監督は、これまでに
SIRUPなどのMV制作を手掛けた映像ディレクター、マザーファッ子が担当。MVでは彼女が得意とする、エモーショナルな色彩の表現にも注目です。
「線香花火 feat.幾田りら」が収録されている3rdアルバム『BUTTERFLY EFFECT』は、“
きのこ帝国”時代のバンドサウンドから、ビートミュージックへの緩やかな音楽性のシフトチェンジによって、独自のサウンドスケープを築き始めた佐藤千亜妃が、〈蝶のはばたきのような小さな変化が、大きな変化に繋がる〉をテーマに制作されています。
アルバムには「線香花火 feat.幾田りら」のほか、TikTok×Spotifyの共同応援プログラム“Buzz Tracker”Monthly Artist第6弾で選曲され話題になった「夜をループ」、テレビ朝日で現在放送中の『イワクラと吉住の番組』テーマ・ソングとして書き下ろした「S.S.S.」、自身が敬愛するアーティスト
宇多田ヒカル「Automatic」のイントロフレーズをサンプリングし、オマージュを散りばめた作品「タイムマシーン」、
栗山千明主演の『晩酌の流儀2』エンディング・テーマとして書き下ろした「Cheers!Cheers!」、今回のアルバムのテーマを体現した新曲「ECLOSE」など、全11曲が収録されています。
また、本アルバムのリリースを記念して、7月2日(日)19:00から「BUTTERFLY EFFECT リリース記念配信ライブ」がYouTubeで無料視聴できることが発表されているほか、アルバムを携えたツアー〈“BUTTERFLY EFFECT” Release Tour 「FLY FLY FLY」〉が東京と大阪で開催されるので、ぜひ合わせてチェックしてほしいところです。
[コメント]曲を聴いた時にアジアのみずみずしい夜みたいな雰囲気が感じられ、金魚をモチーフとしたビジュアルコンセプトで映像を作らせていただきました。歌詞にもある「キラキラ」で「ゆらゆら」なMVになったと思いますので楽しんでいただけたら嬉しいです。――マザーファッ子素敵なコラボ曲が生まれました。幾田りらちゃんとの出会いは対談企画。
初対面からシンパシーを感じていたので、今回このような形で楽曲を作ることができて凄く嬉しいです。
「線香花火」のデモが完成して繰り返し聴いている時に、ふと頭の中で幾田りらちゃんの声が鳴り始めました。この曲がりらちゃんを呼んでいるんだな、と思いました。
何回も聴きたくなる、そして口ずさみたくなる曲になっています。
この夏の夜、ヘビロテしてね。――佐藤千亜妃佐藤さんとは、歌い手でも作り手でもある音楽人生のお話をする中で共鳴する部分が多く、今回コラボのオファーをいただきとても嬉しかったです。
「是非です!」と即答しました。
「線香花火」のデモを聴いた時、熱帯夜に吹くちょっピり涼しい風をイメージしました。
そして詞からは、過ぎていく時間があっという間に思えたり、逆に一秒が永遠に感じたりする淡い恋の始まりを感じました。
佐藤さんの織りなすサウンドに心地よく身を任せながら、自由に泳がせていただいたような感覚です。実際にノリノリで踊りながら歌いました。レコーディングでは互いの歌声を聴いて「この瞬間のこの感じめっちゃいい!」といったような、声フェチ同士ならではのマニアックな会話が炸裂して、とっても楽しかったです。
ぜひ沢山の方に聴いて楽しんでいただきたいです。――幾田りら