映画『百円の恋』や『アンダードッグ』の脚本、さらには2023年度後期のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』の脚本を手掛ける足立紳が原作・脚本・監督をつとめる最新映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』の書き下ろし主題歌「少年」が現在大反響を呼んでいるロック・バンド、インナージャーニーが、7月19日（水）に3rd EP『いい気分さ』をリリースすることが決定。

　2022年9月7日にリリースした1stフル・アルバム『インナージャーニー』は各チャートにランクイン。今作品には先行配信曲「ラストソング」、ライヴの人気曲「手の鳴る方へ」、ギターの本多秀が初めて作曲を手掛けた「ステップ」など全5曲を収録しています。

　作詞・作曲を手掛けたヴォーカル＆ギターのカモシタサラは、「ラストソング」について「なぜ歌っているのか考えて。本当は歌うことに理由なんていらないはずだけど、周りが就職とか仕事とかしていくのを見てると、私が進んでる道を振り返ることも必要で。それで、私は1人が好きだけど、1人で生きてきたわけではない。やはり歌を作って歌うのって、自分のためと、聴いてくれてる人がいることが大きい。だから誰か1人でも、その人のために歌いたいと思って作った。よくツイッターとかで目にする“あなたには絶対に向いてることがある！”とか“人には生まれ持った才能が何か1つはある！”とか。うるせえよと思う。ない人間もいる、なきゃダメなのか？と思う。“何もなくても 君がいるならこの世界は美しい”っていう歌詞はそこから生まれた。君自身がいるだけでいい、ってことを歌いたかった。もし歌が終わっても、きっと残り続けるはずだと願ってる」と語っています。