アルバムのタイトルは、「All water has a perfect memory and is forever trying to get back to where it was(すべての水は完璧な記憶を持っていて、絶えず元の場所に戻ろうとしている)」という、2019年に亡くなった作家トニ・モリスンの言葉に触発されたもの。ロサンゼルスを拠点とするプロデューサー、マクレニーと繋がったことでストーリーが形づくられ始め、ウッズとマクレニーの2人は協力して各曲をゼロから作り上げました。こうして出来上がった『ウォーター・メイド・アス』は、前作では分かち合えなかったウッズの新たな一面をあきらかにし、これまででもっともパーソナルなアルバムとなりました。ウッズは「『ウォーター・メイド・アス』は、私がこれまで作った中でも、もっともパーソナルで傷つきやすい作品のように感じる。素材から創作するのが好きなの。題材に深く潜り込み、発見したことから外挿することが。私たちは2年間家にこもって、私自身が素材になった。セラピスト、占星術師、話を聞いてくれた家族や友人たち、そして日記に書いた考えや疑問を処理し、この作品へと変化させる手助けをしてくれた人たちに感謝。あなたの心がどのような段階にあるにせよ、この作品が、人間関係のライフサイクルの中であなたをサポートしてくれるプレイリストのように感じられることを願ってる」とアルバムについて語っています。