人気バラエティ番組『水曜どうでしょう』のテーマ・ソング「
1/6の夢旅人2002」や、『第51回 日本レコード大賞』優秀作品賞(2009年)を受賞した「
手紙〜親愛なる子供たちへ〜」で知られるシンガー・ソングライターの
樋口了一が初の主演を務めた映画『いまダンスをするのは誰だ?』(
古新舜監督)が、10月7日(土)より東京・新宿K‘s cinema(他全国順次ロードショー)での公開が決定。あわせて、8月16日(水)にデビュー30周年を記念した新アルバム『いまダンスをするのは誰だ?』を発売することを発表しています。
映画『いまダンスをするのは誰だ?』は、仕事一筋で家庭を顧みなかった主人公(樋口)がある日、40代で若年性パーキンソン病と診断されたことで出会った人たちや、“ダンス”を通じて自らの生き方を見つめ直していくストーリー。
樋口自身も、『第51回 日本レコード大賞』優秀作品賞を賞した2006年頃からギターが弾きにくくなり声も出しづらくなるといった体の不調を感じ始め、その原因がパーキンソン病だと2009年診断されていますが、現在も定期的にライヴを行うなど、故郷の熊本を拠点に病気と闘いながら音楽活動を続けています。
なお、パーキンソン病当事者が主演する映画は日本初となります。
[コメント]難病の中年サラリーマンの、みっともなくてなりふりかまわない真っ直ぐな気持ちを込めた人生というダンスである。――樋口了一生活のリアルな仕方や、仕事での苦労、自分との葛藤。パーキンソン病当事者の樋口さんだからこそ表現できる表情や心の声を臨場感あふれる演技で披露されています。――古新舜監督©2022いまダンフィルムパートナーズ