デビュー45周年を迎え、開幕早々大きな注目を集めている
サザンオールスターズが、4年ぶりとなる新曲「盆ギリ恋歌」(読み: ぼんぎりこいうた)を7月17日に配信リリース。そしてこの度、そんな3ヵ月連続新曲リリースの第1弾となる本楽曲のド派手でカオスな“お祭り”ミュージック・ビデオが公開されました。
2023年6月25日にデビュー45周年を迎えたサザンオールスターズ。「
勝手にシンドバッド」「
いとしのエリー」「希望の轍」「
TSUNAMI」「
東京VICTORY」などなど、大ヒット曲は数知れず、昭和・平成・令和の3元号を跨いで常に新たな楽曲を音楽シーンの最前線を走り続けています。まさに国民的ロック・バンドというに相応しい“サザン”ですが、2023年の活動として3ヵ月連続での新曲配信リリース、10年ぶり3度目となる神奈川・茅ヶ崎公園野球場での野外ライヴ〈茅ヶ崎ライブ2023〉4DAYSの開催を発表。45年経ってもなお、精力的な活動を続けるサザンオールスターズに、今大きな注目が集まっています。
そんな中リリースされた新曲「盆ギリ恋歌」は、奇想天外なサウンドと歌詞でリスナーを魅惑(困惑!?)する、サザン節炸裂のエキゾチック・歌謡アンセム。[神社・仏閣・烏帽子岩]、[江ノ島・歌舞伎町・パッポン通り]、[風俗・民族・ヒト科妄想属]、[愛倫・欲望・魑魅魍魎]…様々な要素がカオスに渦巻き絡み合い、“これぞ、サザンオールスターズ!!"というに相応しい必殺のメロディ&リリックが癖になる、要するに理解不能の“シン・日本の夏ソング”となっています。
頭で考えずに、全身で感じて楽しむ“シン・日本の夏ソング”として2023年夏を席巻しそうな予感ですが、この度、ド派手でエロティック&カオスな本楽曲のMVが公開。“満月の夜、初盆。魔界の江ノ電!? に乗ったサザンオールスターズが空からやってきます。年に一度の凱旋、その行き先は魔界の扉が開いた江ノ島…”。楽曲の混沌とした世界観をさらにカオスにした摩訶不思議なストーリーを描いた、珍・日本の夏MVとも言うべき映像に仕上がっています。撮影は6月末に、関東近郊のスタジオおよび夜のお寺に実際に盆踊り会場のセットを立てて実施。久しぶりにサザンオールスターズの5人が揃ってのMV撮影は、あいにくの土砂降り。激しい雨風に打たれながらも、ダンサーやエキストラの方々と大盛り上がりでパフォーマンスをした結果、楽曲の妖しさを表現するかのような幻想的な質感に。悪天候すらも逆手に取り、出来上がるべくして出来上がった渾身のMVは必見です。
さらに、2018年に初開催して以降、神奈川県茅ヶ崎市の夏の風物詩となっているサザン×花火の饗宴「茅ヶ崎サザン芸術花火」が今年も開催決定。「茅ヶ崎サザン芸術花火2023」が10月21日(土)に神奈川・サザンビーチちがさきにて開催されます。サザンオールスターズの楽曲にシンクロさせて世界最高峰の芸術花火が打ち上がるこのイベントは、サザンオールスターズ40周年の祝砲を兼ねて2018年に初開催、茅ヶ崎市で実施されたイベント史上最大となる3万5千人の動員人数を記録。翌2019年にも第2回が開催され、2018年・2019年で総勢7万人を超える観客が極上の夜を味わいました。2020年および2021年は新型コロナウイルスの猛威が世界中を襲い開催断念。2022年に3年ぶりに開催されるとチケット先行受付の段階で規定数を大幅に超える応募が殺到。一般発売日を迎えてすぐに即完し、プレミアムチケットとなったほど、今や日本で大きな注目を集める花火イベントの一つになっています。
初開催がサザンデビュー40周年を記念したタイミングでしたが、今年は45周年。新曲「盆ギリ恋歌」を含む、最新曲を使った演目も披露される予定です。9月27日(水)、28日(木)、30日(土)、10月1日(日)に茅ヶ崎公園野球場にて開催されるサザンオールスターズのライヴ〈茅ヶ崎ライブ2023〉に続く、桑田佳祐の故郷、そしてサザンオールスターズの聖地での大規模イベントだけに、大きな注目が集まること間違いないでしょう。
また、ライヴに続き、10月1日開局予定の茅ヶ崎FMの協力も。チケットは、7月26日(水)よりローソンチケットにて先行抽選受付がスタート予定。詳細は後日発表予定なので、特設サイトをご確認ください。