1983年から12年間、「ロンリー・ハート(Owner Of A Lonely Heart)」の大ヒットなどで何度目かの黄金期にあった
イエス のメンバーとして活躍した
トレヴァー・ラビン (Trevor Rabin)が、ソニーミュージック傘下のインサイドアウト・ミュージックと契約。10月6日(金)に、34年ぶりとなるヴォーカルをフィーチャーしたソロ・アルバム『リオ』を発表します。
ラビンの孫娘にちなんで『リオ』と名づけられたこのアルバムには、アートワークにラビンがみずから描いた絵画がフィーチャー。レーベルのYouTubeチャンネルではアルバムの発表をラビンが語る動画が公開されています。ラビンがヴォーカル・アルバムを発表するのは1989年の『
キャント・ルック・アウェイ 』以来で、2012年の『Jacaranda』は全曲インストゥルメンタルです。この間、ラビンは『
アルマゲドン 』『
タイタンズを忘れない 』など多くのサウンドトラックを手がけたほか、2016年にはイエスの元メンバーである
ジョン・アンダーソン と
リック・ウェイクマン とともにアンダーソン、ラビン&ウェイクマン(ARW)を結成するなど、精力的に活動してきました。
ラビンはレーベルとの契約と新作について「インサイドアウトとの契約はこの上なく自然で幸せなものだった。トーマス・ウェイバー(インサイドアウト設立者)と僕はしばらく前からの友人で、一緒に仕事をしたいと常々思っていたんだ。このプロジェクトの完成が近づいた頃、僕はトーマスに連絡した。それくらいシンプルな話さ。インサイドアウトのチームと仕事ができて、ソニー・ファミリーの一員になれるのは、最高にハッピーなことだよ」とコメント。また、トーマス・ウェイバーは「トレヴァーと組むことは、私にとってもレーベルにとっても、バケットリスト(将来やりたいことのリスト)のひとつが叶った大きな瞬間でした。80年代初めに彼一流の作曲スタイルのファンになってからというもの、ずっと彼に注目してきました。彼はロックミュージック界の真の偉人のひとりです。『リオ』はわれわれの望みすべてを体現するとともに、それ以上のものを与えてくれる作品です!」と語っています。
VIDEO