ダフト・パンクとのコラボレーションやファイストのプロデュースなどでも知られるピアニスト、チリー・ゴンザレス（Chilly Gonzales）が、ニュー・アルバム『French Kiss』を9月15日（金）に発表します。カナダ生まれパリ在住のゴンザレスは、このアルバムではじめてフランス語の歌詞を書いています。タイトル曲の「French Kiss」とグルーヴィなダンス・ナンバー「Cut Dick」が公開中です。

　ドビュッシーの「月の光」を大胆に引用した、公開中の「French Kiss」で「フランスに愛を捧げるために、過去の悪巧みを克服する必要はない」とフランスに対する大きな慈愛を込めるなど、アルバムではイヴ・モンタンとヴィルジニー・デスパンテ、エマニュエル・カレールとフランソワ・ミッテラン、マカラとドビュッシーといった、ゴンザレスに影響を与えた人物の要素を惜しみなく取り込みつつも、ボニー・バナーヌ、ジュリエット・アルマネ、アリエル・ドンバスレ、テキ・ラテックスといった、新世代のフランス人アーティストたちをゲストに迎えました。また、「Richard et Moi」では、ゴンザレスの長年の友人でもある、イージーリスニングの巨匠、リチャード・クレイダーマンが参加しています。