先月、満を持して公開された
岡田麿里 監督の最新作でMAPPA初のオリジナル劇場作品『アリスとテレスのまぼろし工場』の本予告がTVやWEBなどおよそ600近い媒体で取り上げられ、映画の公開を楽しみに待つファンに加え全世界のアニメファンがこの映像に反応。動画の再生回数が早くも110万回を越え、その圧倒的な映像美はもちろんのこと、未来へともがく少年少女たちに寄り添う
中島みゆき の魂の歌声に「中島みゆきが、アニソン?!」「中島みゆきぽいと思ったらそうだった」「みゆき節、数秒なのに迫力!」「中島みゆき主題歌、ヤバイ」等、初のアニメ主題歌を歌う中島みゆきに対しても大きな反響が寄せられました。大きな注目を浴びる中、8月10日(金)にこの主題歌「心音(しんおん)」の歌詞付トレーラー(ワンコーラス)が公開されています。
中島みゆきが岡田麿里監督に初めて会った際、“「この台本、好きです!」というのが精一杯でした”と、中島みゆき本人が公言するほど台本に惚れ込み、この作品のために書き下ろした作品が今作「
心音(しんおん) 」。楽曲の歌詞は台本から紐解いたストーリーを描写するように丁寧に綴られていきます。そして「未来へ 未来へ 未来へ 君だけで行(ゆ)け」と主人公たちの背中を強く未来へ誘うかのように、そして優しく包み込むかのように歌声が届いていきます。今回、改めて本予告を観てからこの歌詞付トレーラーを観て、どこまでも作品に寄り添っていく中島みゆきの歌声とともに「心音(しんおん)」の歌詞も噛みしめてもらいたいところです。
7月半ば、主題歌シングル『心音(しんおん)』のCDジャケットとして、映画の主人公の1人“五実”が何かを決意したかのように涙を浮かべ遠くを見つめる姿が印象的な描き下ろしイラストによるアニメスリーブ・ジャケットを公開し大きな反響を呼びました。そして、8月10日になんと、そのスリーブ・ジャケットを外した際のインナー・ジャケットに新たなアニメイラストを使用していることが発表され、その画像も公開されています。
こちらのジャケットは、スリーブ・ジャケットに描かれた“五実”とは別の主人公の1人“睦実”の見る者の心をつかんで離さないアップの横顔が描かれたイラストで、岡田麿里監督曰く「この曲を聴いて真っすぐにたどり着いた本編のワンシーン。私にとっての“心音”です」と語っています。
描き下ろされたスリーブ・ジャケットと合わせ、まさに「心音(しんおん)」の核が詰まったような素晴らしいダブルジャケット仕様となったこの作品は、“映画制作スタッフと中島みゆきの楽曲が本当の意味で一つの作品として完成した”といってもいいくらいの仕上がりになっています。ダブルジャケットの2枚の絵、今回のトレーラー、そして、改めて映画の本予告を観て、映画の奥深い世界を想像しながら、公開を楽しみにしていていただきたいところです。スリーブ・ジャケット、インナー・ジャケットそれぞれのイラストによるCD購入特典の画像も併せて公開しています。
映画『アリスとテレスのまぼろし工場』は、突然起こった製鉄所の爆発事故により全ての出口を失い、時まで止まってしまった町で中学3年生の少年が2人の少女と出会い世界の均衡を崩していく物語。“恋する衝動が世界を壊す“と銘打たれた甘酸っぱい青春物とは全力で逆走しているヒリヒリとした青春を描いた作品となっています。
今作品は『
呪術廻戦 』『
進撃の巨人 The Final Season 』『
この世界の片隅に 』など、数々のヒット作品を手掛けるアニメスタジオMAPPAが、大人も泣けるアニメとして300万人の心を動かし、大ヒットを記録した『
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 』や、『
さよならの朝に約束の花をかざろう 』で国内外から高い評価を得た岡田麿里監督に白羽の矢を立て制作がスタート。その岡田監督が普段から愛聴していた日本を代表するシンガー・ソングライター“中島みゆき”に思い切って主題歌をオファー。台本に惚れ込んだ中島が主題歌「心音(しんおん)」を書き下ろし、作品を軸に共鳴した2人の強力なタッグがここに生まれました。
映画を支える豪華声優陣もメインキャストの主人公・菊入正宗役を『呪術廻戦』虎杖悠仁役の
榎木淳弥 、正宗の同級生・佐上睦実役を『
わたしの幸せな結婚 』斎森美世役の
上田麗奈 、謎の少女・五実役を『
3月のライオン 』川本モモ役の
久野美咲 が演じることが決定。またメインキャストに加え、正宗の父親の菊入昭宗役に
瀬戸康史 、叔父・菊入時宗役に
林遣都 と、実力派俳優陣が本作に声優として参加することも相次いで発表され、アニメファンを中心に更に公開への期待感が一気に膨れ上がっています。
9月13日(水)に同時発売が決まっている映画『アリスとテレスのまぼろし工場』の
オリジナル・サウンドトラック のジャケットも初公開。こちらは5月の「MAPPA STAGE 2023」の際に発表されたティザー・ヴィジュアルを使用した仕様となっています。鍵を握る主人公の1人“五実”の後姿が映画の物語の大きさを予感させています。サウンドトラックは監督、脚本を務めた岡田麿里の細やかな心理描写の積み重ねによって生み出される深い人間ドラマを、幅広い感性と豊かな音楽性、そしてなによりも繊細で時には大胆な美しいメロディで支える作曲家、
横山克 とのコラボレーションで名シーンの数々が蘇ります。是非、このサウンドトラックも併せて聴いて、映画をさらに味わってください。サウンドトラックの最後には中島みゆきが歌う主題歌「心音(しんおん)」も収録されています。
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©新見伏製鐵保存会