〈SUMMER SONIC 2023〉にヘッドライナーとして20年ぶりに出演することが決定しているブラー(blur)が、ニュー・アルバム『ザ・バラード・オブ・ダーレン』を披露した英ロンドン・ハマースミス・アポロ公演のライヴ・レポートがnoteにて公開されています。
7月21日にリリースされた、9枚目のアルバム『The Ballad of Darren』は、アークティック・モンキーズ、フォールズ、ゴリラズ、デペッシュ・モードなどを手掛けるジェイムス・フォードがプロデュース。約8年ぶりのアルバムの発表とともにリリースされた「The Narcissist」や以前の作品にあった不協和音のアート・ポップの威勢の良さを思い起こさせるサビ部分、アルバーンが歌詞の「というのも ここいは何かいる。しつは床板の下に住んでいて。」と不気味に叫ぶのを、バッキング・ヴォーカルとグレアム・コクソンの荒々しいギターが取り囲む2ndシングル「St. Charles Square」などが収録されています。
公開されているのは、デヴィッド・ボウイの『Hammersmith Apollo 2002 Bowies Longest Ever Concert』が収録された伝説的ヴェニュー、ハマースミス・アポロにて、この新作『The Ballad Of Darren』をすべて演奏、しかもその様子を同時世界配信するという試みがなされたステージをライターの近藤麻美がレポートしたもの。アルバムを収録曲順に演奏した後の第2幕では、長い間ライヴでプレイしていなかった楽曲や一度もライヴでは演奏していない楽曲などを披露。レアな楽曲で構成された貴重なセットリストが楽しめた様子が掲載されています。