英グラスゴー出身のエレクトロ・ポップ・バンド、
チャーチズ (CHVRCHES)が、デビュー・アルバム『
ザ・ボーンズ・オブ・ワット・ユー・ビリーヴ 』の10周年記念エディションを10月13日(金)に発表します。仕様は2CD、2LPブラック・ヴァイナル、1LP限定クリア・ヴァイナル、デジタル配信。2CDの日本盤はSHM-CD仕様で、DISC 1はオリジナル・アルバムの2023リマスター音源、DISC 2には未発表のスタジオ&ライヴ・トラックが収録されます。DISC 2に収録される未発表曲「Manhattan」が公開されています。
「Manhattan」について、メンバーのイアン・クックは「2011年の夏の終わり、マーティン(・ドハーティ)と私は、グラスゴーの南側にある私のスタジオで、シンセベースのアイディアを出し合った。〈Manhattan〉は、私たちが一緒に取り組んだ4番目のアイディアだった。この曲で初めてサンプリングをいじったり、ヴォーカルを切り刻んだりした。リリックは、かなり抽象的な黙示録的なイメージ(この場合はマンハッタン・プロジェクト)で遊んでいた。ちょうどその頃、ローレン(・メイベリー)にスタジオに来てもらって、ヴォーカルを加えてみたんだ」と語っています。
2012年5月に「Lies」、同年秋に「The Mother We Share」をオンラインで公開して音楽ファンの心を掴んだチャーチズは、この2曲と続くシングル「Recover」「Gun」を収録したデビュー・アルバム『ザ・ボーンズ・オブ・ワット・ユー・ビリーヴ』を2013年秋に発表。全英9位を獲得する大ヒットとなりました。
このデビュー作を振り返り、メイベリーは「『ザ・ボーンズ・オブ・ワット・ユー・ビリーヴ』からもう10年なんて、不思議な感じがする。ついこの前のことような気もするし、ずっと前のことのような気もする。このアルバムを心の中で特別に思い、今でも優しさを見せてくれるファンの皆さんに、私たちはとても感謝しています」とコメントしています。
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Photo by Elliot Hazel