英サウスロンドンのシンガー・ソングライター / プロデューサーのサンファ（Sampha）が、英国最高峰の音楽賞〈マーキュリー賞〉を受賞したデビュー・アルバム『Process』から約6年ぶりとなる2ndアルバム『LAHAI』を10月20日（金）にリリースすることが決定。あわせて、新曲「Only」をミュージック・ビデオをとともに公開しています。

　唯一無二の歌声を持つシンガー・ソングライターとして、また、確かなスキルを持ったプロデューサーとして、ケンドリック・ラマー、ストームジー、トラヴィス・スコット、ドレイク、ソランジュ、フランク・オーシャン、ビヨンセ、リル・ウェインら錚々たるアーティストからの支持を集めるサンファ。自身のミドルネームでもあり、父方の祖父の名前から取られた『LAHAI』は、私たちの存在に対する畏敬の念と、不思議な思いに満ち、生命とその先（＝死）のサイクルに直面したときに経験する絶妙なカオスが包括的に表現されています。

　新曲「Only」は、FKAツイッグス、ロザリアのプロデュースでも知られるエル・ギンチョとの共同プロデュースで、断片的なヒップホップビートに合わせながら、メロディアスな歌声が堪能できる1曲。公開されたMVはエイサップ・ロッキーのMVでも知られるデクスター・ネイヴィーが監督を務めています。

　サンファが言うところの「超越性（beyond-ness）」を追求した本アルバムは、何世代もの人々、音、場所をタイムトラベルしながら、私たち人間が互いにつながろうとしたり、私たちよりも大きな何かとつながろうとしたりする様々な方法が探られた作品でもあります。全14曲で構成され、イェジ、レア・セン、シーラ・モーリス・グレイ（ココロコ）、イベイー、モーガン・シンプソン（ブラック・ミディ）、ユセフ・デイズ、ローラ・グローヴズ、クウェイク・ベースらサンファの親しい友人、コラボレーター達が参加。ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ブレイクス、ジャングル、さらには西アフリカの音楽のテイストまでを取り込み、サンファのプロダクションとヴォーカルに対する探求も更なる高みへと昇華しています。アートワークと新しいロゴは、世界的に活躍するクリエイティブ・ディレクター、ジョニー・ルーとサンファが担当。なお、国内盤CDにはボーナス・トラックが2曲収録されるほか、歌詞・対訳が封入されます。




©Jesse Crankson