稀代のヒットメーカー、
つんく♂の著書『凡人が天才に勝つ方法―自分の中の「眠れる才能」を見つけ、劇的に伸ばす45の黄金ルール』(東洋経済新報社)が9月20日(水)に発売。著者であるつんく♂のサイン会などのイベントが行なわれました。
開催されたのは、9月23日(祝・土)東京・六本木蔦屋書店でのオンラインサロン「みんなのつんく♂エンタメTOWN」メンバー限定によるイベント「サロメン限定オフ会 〜サイン会&2ショット撮影会&ミニトークライブ〜」と、つんく♂サイン会、9月24日(日)東京・タワーレコード立川店でのつんく♂サイン会。すべて発売、即ソールドアウトの人気ぶりでした。
『凡人が天才に勝つ方法』は、noteで定期購読できる「つんく♂の超プロデューサー視点!」の連載記事を大幅に再編集し、書き下ろしも加えたもので、“「普通の人」でも必ず輝ける!「本物のプロ」になるためのマインドのつくり方”など、普通の人が「自分の長所を極限まで伸ばし」「自分らしく輝く」ための最高の1冊として早くも各所で話題を呼んでいます。
イベント「サロメン限定オフ会 〜サイン会&2ショット撮影会&ミニトークライブ〜」はオンラインサロンメンバーだけあって和気あいあいとした雰囲気の中、メンバーからのお悩みにつんく♂が答えるミニトーク・ライヴでスタート。
「30代に入って“攻めの姿勢”を失っているように感じています。攻めの姿勢の保ち方とか、モチベーションの高め方とかありますか?」というお悩みには「いい質問やね。さすがにおれも54歳で守ってるけどね(笑)」など冗談を交えつつ、「経験値を高めるしかないので、今の時代、何度でも失敗するしかない。おれはルーティンとか作らないようにしています。ルーティンは守りでもあるので。でも、健康のためのルーティンはいいかもね。運動とか食事とかね」とアドバイス。「女性はルーティンは嫌うよね。旦那は同じお店で食べたがるけど、妻は新しい店に行きたがるとかない?」と笑いを誘いました。
また、「つんく♂さんが思う営業力における大切な心構えはなんですか。人柄だったり、その方が何を望んでいるのかっていうのはどうやったらわかるものでしょうか」というお悩みには「むずいな〜。商品を売るには、まずどれだけ惚れるか。とことん惚れ込む。商品に疑問があったら鈍る。モーニング娘。のメンバーにおれがちょっとでも疑問を感じてたら、曲に迷いが出る。加入したメンバーそれぞれが100点でないのかもしれないけど、惚れ込むポイントを、自分で見つけ出す。そしてそれをシェアする。それが営業じゃないかな。探す、もしくは小さく見つけて、それをぐっと拡大していく。自分で広げる。全体のいいところを他人に言おうとするとたいていざっくりした評価になる。できるなら細かくいいところを言ったり、伝えること」と興味深いアドバイスをしました。
トーク・ライヴの後は一人ひとりにサインをしながら2ショット撮影会&サイン会。ファンそれぞれが直接つんく♂に対する思いを伝える、愛に包まれたイベントとなりました。
[つんく♂ コメント]シャ乱Qの歴史。モーニング娘。やハロプロの歴史。病気してからの歴史。会員制のSNSを始めてからの歴史。僕の54年間の歴史の全てが、今日の本の出版記念のサイン会に集結したように思います。「こんなタイプの応援団が居てくれてるんだ!」という気づきもあって、最高の日でした!僕は頷くばかりでしたが、たくさん話しかけてくれて、楽しかったな!「いつも励まされてます!」なんて言ってくれてたけど、僕の方が100倍元気をもらいました!写真:ヤギシタヨシカツ