シンガー・ソングライターの
ポニーのヒサミツ の、自身の本格活動10周年を飾る5thアルバム『ほうむめいど・かうぼうい』が9月27日(水)にデジタル・リリース。
前作で築いた手法と同じく、参加メンバー(サボテン楽団、
谷口雄 、渡瀬賢吾、大塚智之、
増村和彦 、芦田勇人、高橋三太、kiss the gambler、
中川理沙 )のそれぞれの自宅での録音データを送付してもらい、それをポニーのヒサミツがミックスする形で作成。まさに自家製のアルバムは、ポニーのヒサミツの音楽人生にとって根本とも言える
はっぴいえんど 『
風街ろまん 』や
細野晴臣 『
HOSONO HOUSE 』と向き合うことからスタートしつつ、その後聴き漁った70年代のカントリー・ロックやスワンプ・ロックの名盤たちにも大いに影響を受けた結果、ポニーのヒサミツらしさにあふれる楽曲が詰まった、自身にとって集大成とも言えるような内容となっています。
アルバム・ジャケットのイラストは、自身の作品も過去リリースされたレーベル「雷音レコード」を主宰する、漫画家の本秀康が作成。マスタリングはピースミュージックの中村宗一郎が手掛けています。
[コメント] 『ほうむめいど・かうぼうい』 今回のアルバムは、前作『Portable Exotica』をリリースし、それを以て趣味趣味3部作として前からやりたかった3ジャンル(カントリー、ポール・マッカートニー、エキゾチカ)をテーマとしたアルバムを出し終え、そろそろ活動も10周年、次は何をしようか、と考えるところから始まり、その中でまず思いついたのが、あえてこれまでは避けていた、自分の音楽人生にとって根本とも言えるはっぴいえんど『風街ろまん』や細野晴臣『HOSONO HOUSE』を意識して楽曲を作ってみようということであり、そこがアルバムづくりのスタートとなりました。(そのころできた楽曲が「うらめしや」「グッド・バイ」「どこへいく?」など) その後、アルバムにも参加してもらっているSpoonful of Lovin’のメンバーとのLINEで、70'sロック、カントリーの名盤を聴いては報告しあっているうちに自身の中で空前のスワンプ・ロックブームが到来し、それらに大いに影響を受けた結果、当初のはっぴいえんど・ホソノハウスからは少し遠ざかりつつも、昔から好きな、そして今自分が好きな音楽が詰まった、自身にとって集大成とも言えるようなアルバムができたと思います。 『ほうむめいど・かうぼうい』とは、前作で築いた手法と同じく参加メンバー(サボテン楽団、谷口雄、渡瀬賢吾、大塚智之、増村和彦、芦田勇人、高橋三太、kiss the gambler、中川理沙)のそれぞれの自宅での録音データを送付してもらいそれをミックスする形で制作していることや、アメリカ的な音楽(カントリーやスワンプ)に憧れながらも自分はほとんど日本から出たこともなく、英語もうまく話せはしない結果自分がそういう音楽を作ると本格というよりかはあまりに自家製っぽい仕上がりになってしまうことの皮肉も込めて、まさしくこのアルバムひいては自分そのものをうまく表しているのではないか、とつけたタイトルとなります。 アルバムジャケットには、自身も2枚の7インチシングルをリリースしていただいた雷音レコードの本秀康先生に依頼し、タイトルと世界観を表した、素晴らしいイラストを仕上げていただきました。 自家製カウボーイの珍道中、楽しんでいただけたら幸いです! ――ポニーのヒサミツ VIDEO