fra-foaのヴォーカリストとして2000年にメジャー・デビューした
三上ちさこが、fra-foa時代の2ndアルバム『
13 leaves』のプロデューサーでもあり、
Cocco、
GRAPEVINE、
くるり、
aiko、
中島美嘉らの多数作品をプロデュースした
根岸孝旨と20年強ぶりにタッグを組み、ロック・バンド“sayuras”(読み: サユラス)を結成。10月4日(水)に1stシングル「ナイン」をリリースしています。
メンバーは、三上と根岸のほか、根岸の盟友でもある
西川進(g)、平里修一(ds)。三上自身がコロナ禍にこのメンバーでのバンドを強く熱望し、それぞれのメンバーに直接三上本人が交渉し実現しました。確かな重量感と熱のある、肩の力の抜けた大人のための大人のロックを表現していくバンドを目指すとのこと。
1stシングル「ナイン」のイントロは、鍵盤奏者のいないはずのバンドながら、このバンドの未来の飛躍を想起させるような、一度聴いたら忘れられない、鮮烈な“ピアノ”のリフでスタートするという予想外なもの。いい歳をしても決して諦めてはいない、いい歳をした大人たちが、自分たちの未来の姿を盛り込んだアレンジは、疲弊しつつも日々を懸命に生きている大人世代を、勇気づける存在となりそうです。
「ナイン」は、3年前に海を渡り、シンシナティ・レッズにて2年間、メジャーリーグに挑戦していた
秋山翔吾選手に向けて書いた曲「SA(Samurai Anthem)」が、当時秋山選手本人の心の支えになっていたという話を聞き、その後日本の野球にカムバックして広島カープで活躍している現在、改めて秋山を応援する曲を作りたいとの思いを込めて書き上げられた楽曲。
三上は「コロナ自粛期間中、多くのお店が姿を消し、どうしようもない状況で店舗、事業を畳むという話をたくさん聞いてきました。コロナ禍が落ち着いた今でも、大変な思いをなさっている方はまだまだたくさんいて、そういう状況の中で生きている限りは何度でも立ち上がれるという、希望の歌を歌いたいと思いました。この曲を書くきっかけになったのは現広島カープの秋山翔吾選手ですが、この曲を耳にしてくれたすべてのひとにとっての応援歌になることを心から願っています」と、1stシングル「ナイン」に込めた想いを語っています。
12月16日(土)には東京・下北沢CLUB Queにてワンマン・ライヴが決定。“sayuras”の重厚なバンド・サウンドを是非体感してほしいところです。チケットなど詳細は三上さちこのオフィシャル・サイトをご確認ください。
なお、三上ちさこのレギュラー番組inter-FM『三上ちさこのJustChilling』(毎週月曜23:30〜24:00)が放送中です。さまざまなジャンル、業界で活躍している方々をゲストとして迎え、各ジャンルを深掘りした内容で毎週リスナーにお届けする番組内容となっています。