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「第20回ラテンビート映画祭 IN TIFF」開催 ペドロ・アルモドバルやイザベル・コイシェの最新作など公開

2023/10/04 13:27掲載
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「第20回ラテンビート映画祭 IN TIFF」開催 ペドロ・アルモドバルやイザベル・コイシェの最新作など公開
 スペイン・ラテンアメリカ映画の最新注目作をどこよりも早く日本に紹介する、スペイン&ラテンアメリカ映画の祭典「ラテンビート映画祭」(LATIN BEAT FILM FESTIVAL 2023)が、10月22日(月)〜11月1日(水)に開催される東京国際映画祭の共催企画として開催。今年も、ワールド・フォーカス部門内にて「第20回ラテンビート映画祭 IN TIFF」として5作品が上映されます。

 上映されるのは、カンヌ国際映画祭でワールド・プレミア上映され、話題となったペドロ・アルモドバル監督の最新作として、再会したふたりのカウボーイの愛憎を、イーサン・ホークペドロ・パスカルが演じた西部劇『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』、ベルリン国際映画祭でエキュメニカル審査員賞を受賞した7歳の少女の物語『Totem(原題)』、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映された『犯罪者たち』、スペインを代表するイザベル・コイシェ監督の最新作であり、サンセバスチャン国際映画祭コンペティション出品作品『ひとつの愛』、サンダンス映画祭で上映された『魔術』の5作品。

 今年、20周年を迎えるラテンビート映画祭プロデューサー / プログラミング・ディレクターのアルベルト・カレロ・ルゴは、「第1回LBFF(ラテンビート映画祭)を振り返ってみましょう。オープニングを飾ったのは、ペドロ・アルモドバルの『バッド・エデュケーション』。新人監督たちによる初監督作も上映され、そのひとりはイザベル・コイシェでした。今年、両監督がLBFFに戻ってきます。アルモドバルは男性同士の愛憎を描いた作品で。コイシェは澄みきった険しい山を舞台にした作品で。ロドリゴ・モレノは2006年の初長編作『ボディーガード』に続き、2023年にも法の両側にいるキャラクターを描いています。クリストファー・マーレイは2016年の『盲目のキリスト』に続き、社会的に疎外された人々、今回は植民地化と闘う人々を、原住民の言語で描いています。過去のLBFF作品にも、ケチュア語、グアラニー語、カタルーニャ語、ガリシア語、バスク語の作品があったように。『Totem(原題)』のリラ・アヴィレスのように、LBFFでは女性監督たちが常に存在感を示しており、その数は第1回から増え続けています」と、「第20回ラテンビート映画祭 IN TIFF」に向けて語っています。

 「第20回ラテンビート映画祭 IN TIFF」のチケットは、10月14日(土)から一般発売開始。詳細は東京国際映画祭公式サイトをご確認ください。

[アルベルト・カレロ・ルゴ(Alberto Calero Lugo)コメント]
私は30年前、東京藝術大学に留学生として来日しました。

大学生だった私は「じぶんで」と「がんばる」をコンセプトに骨の髄まで学びました。日本に来て10年が経った頃、ラテンビート映画祭を開催しました。ゼロから何かを作るには20年もの努力が必要でした。そうして、日本とスペイン(およびポルトガル)、ラテンアメリカとの繋がりを発展させてきました。

今年はLBFF20周年を記念して、ピンクとイエローを主役にしたポスターを作成しました。ピンクとイエローは映画祭を象徴するポスターの中で繰り返し使われてきた色です。子猫は私の15歳のルームメイト、ミニちゃん。

第1回LBFFを振り返ってみましょう。オープニングを飾ったのは、ペドロ・アルモドバルの『バッド・エデュケーション』。新人監督たちによる初監督作も上映され、そのひとりはイザベル・コイシェでした。

今年、両監督がLBFFに戻ってきます。アルモドバルは男性同士の愛憎を描いた作品で。コイシェは澄みきった険しい山を舞台にした作品で。ロドリゴ・モレノは2006年の初長編作『ボディーガード』に続き、2023年にも法の両側にいるキャラクターを描いています。クリストファー・マーレイは2016年の『盲目のキリスト』に続き、社会的に疎外された人々、今回は植民地化と闘う人々を、原住民の言語で描いています。

過去のLBFF作品にも、ケチュア語、グアラニー語、カタルーニャ語、ガリシア語、バスク語の作品があったように。『Totem(原題)』のリラ・アヴィレスのように、LBFFでは女性監督たちが常に存在感を示しており、その数は第1回から増え続けています。

タンゴの世界では、20年踊ってもまだまだ、大したことはないと言われます。これまで支えてきてくださった観客と、私たちを迎え入れてくださったTIFFに感謝します。


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©Jake and Silva in STRANGE WAY OF LIFE.
©El Deseo. Photo by Iglesias Más. Courtesy of Sony Pictures
Classics.


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© 2023- LIMERENCIAFILMS S.A.P.I. DE C.V., LATERNA FILM, PALOMA PRODUCTIONS, ALPHAVIOLET PRODUCTION

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©FilmConstellation

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©Fabula

「第20回ラテンビート映画祭 IN TIFF」
lbff.jp

[上映スケジュール]
『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』
2023年10月25日(水)16:15、10月29日(日)16:35

『Totem』
2023年10月27日(金)18:05、10月31日(火)18:45

『犯罪者たち』
2023年10月25日(水)19:50、10月30日(月)12:00、11月1日(水)10:50

『ひとつの愛』
2023年10月23日(月)20:50、10月29日(日)13:50

『魔術』
2023年10月24日(火)15:10、10月28日(土)12:25、10月31日(火)10:20
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