デンマーク・コペンハーゲンを拠点にするピアニストで、2021年の前作『
ウィーヴァーズ』でデンマーク最高のジャズ賞、Danish Music AwardのJazz Album of the Yearを受賞した
平林牧子が、ニュー・アルバム『
メテオラ』を10月4日(水)に発表します。
20年以上不動のメンバーで活動する
クラウス・ホウマン(b)、
マリリン・マズール(ds,perc)とのトリオで、ECMの拠点でもあるコペンハーゲンのスタジオ「Village Recording」に赴き、2022年10月に録音。新型コロナウイルス感染症によるパンデミックを通して気づいた新たな視点が、ギリシャにある奇岩がそそり立つ孤高の地“メテオラ”と響き合い、唯一無二の世界観を生み出しています。
収録曲はマズールによる2曲と平林が書き下ろした楽曲の全11曲。「曲は日々の中で日常的に生まれるもの」「作品が一つ完成して、リリースされると、頭の中にスペースもできて、新しい曲が生まれた」と言う平林は、スタジオに入るまで楽曲をトリオのライヴで演奏してはアレンジに手を加え、アイディアを反映させて、磨きあげました。