前作『out of noise』がオーガニックな音響作品だったのに対して、『async』ではヴィンテージを含むアナログ・シンセサイザーを多用。制作当初のアイディアのひとつが架空のタルコフスキー映画のサントラということもあって、どの楽曲もリスナーにそれぞれの映像イメージを強く喚起させます。実際、アルバム発表後には高谷史郎、アピチャッポン・ウィーラセタクン、Zakkubalanらによって、本作とその収録曲が映像化されインスタレーションも発表されました。近年のコンサートでは必ず演奏されていた新たな代表曲ともいえる「andata」や、映画『シェルタリング・スカイ』からポール・ボウルズの朗読を使用した「fullmoon」や、デヴィッド・シルヴィアンの朗読を使用した「Life, Life」などの話題曲が収録されています。
[DISC1] 01. andata - Oneohtrix Point Never Rework 02. andata - Electric Youth Remix 03. disintegration - Alva Noto Remodel 04. async - ARCA Remix 05. fullmoon - Motion Graphics Remix 06. solari - Fennesz Remix
[DISC2] 07. solari - Jóhann Jóhannsson Rework 08. ZURE - Yves Tumor Obsession Edit 09. fullmoon - S U R V I V E Version 10. ZURE - Cornelius Remix 11. Life, Life - Andy Stott Remodel 12. ZURE - KUKANGENDAI REMODEL (Bonus Track / Japan Only)