ベルリンを拠点に、Edition RecordsやECMからも作品を発表するスウェーデン出身のベーシスト / プロデューサー、ペッター・エルド率いる
コマ・サクソ(Koma Saxo)が、ニュー・アルバム『
Post Koma』を11月22日(水)に発表します。
デビュー作『Koma Saxo』(2019年)から、『Live』(2020年)、『Koma West』(2022年)と高く評価されてきたコマ・サクソの新作は、エルドによるサウンド研究の集大成。コマ・サクソのライヴ・バンドのメンバーであるソフィア・イェルンベリ(vo)、ヨナス・クルハンマル(ts)、オーティス・サンズヨ(ts)、ミッコ・イナネン(aa,brs)、マチェイ・オバラ(as)、クリスチャン・リリンガー(ds)らがレコーディングに参加しています。ほとんどの録音を2021年4月14日に一日で行なった後、収録曲のひとつ「Eka Amok」は2022年3月に録音。それらの音源にエルドは2021年から2023年の間、1人で録音を加えていきました。アルバムは13曲入り。日本盤CDはボーナス・トラックを1曲加えた全14曲入りです。
日本盤CDのリリース元である「rings」のプロデューサー、原雅明はこのアルバムについて「気鋭のジャズ・ベーシストで作曲家、プロデューサーのペッター・エルド率いるコマ・サクソを、遂に紹介できるタイミングが訪れた。2022年の傑作アルバム『Koma West』からさらに進化したサウンドとヴィジョンを、このアルバムで提示している。ジャズを出発点に、クラシック音楽、ルーツのスウェーデン民謡、中東音楽、ソウルとファンク、ヒップホップとエレクトロニカ、様々の音楽の断片が交錯しながら、大胆で美しいアンサンブルが出現する。掛け値なしにいま最も観たいグループだ」とコメントしています。
Photo by Maria Louceiro