結成13年目を迎え、さらに円熟味を増すピアノ&ドラムのインスト・バンド、
MIDORINOMARUが、2年ぶりのフル・アルバム『ロマンティック』を10月8日(日)にリリース。本作は、HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」がデジタル・リリースをサポートしています。
これまで、クロスオーバージャズや、Tokyo若手ジャズシーンプレイリストにもリストインし、スマッシュヒットを連続してきた彼らの2年ぶりリリースの新作『ロマンティック』は、群馬県にある、
ADAM at、
Keishi Tanaka、
fox capture planなどもレコーディングをしたTAGO studioにて録音され、全11曲中10曲をグランドピアノ(
ハービー・ハンコック、
ダニール・トリフォノフがツアーで使用したFazioli)で録るという贅沢っぷり。アルバム中にもこの空気感が十分に感じられます。
ドイツ民謡の童謡M-3「ちょうちょ」を始め、ゴスペル調の世界観を見事にMIDORINOMARUワールドに落とし込んだM-9「want you」、さらにM-10「木曜日のダンスナイト」では
SLY MONGOOSE・
スチャダラパーバンドなどで活躍するキーボーディスト松田浩ニをアナログシンセサイザー奏者として迎え、独特の多幸感を具現化。また、M-8「ミモザ」では、長年の友人である
ケンネル青木(スティールパン)が参加するなど、 これまでにはないアプローチを試みています。
[コメント]群馬県にあるTAGO STUDIOにてレコーディング。
レコーディングエンジニアは初となるMoky氏。
生音のエグいところに手が届く音の録り方や作り方が最高に気持ちが良い。
今回初フルコンピアノでの録音。
まるでオーケストラで演奏しているかと思うような素晴らしい弦の響きで、今回の楽曲たちを表情豊かに表現している。
M10の木曜日のダンスナイト以外で使用。
ピアノはハービーハンコックがライブで使用した、イタリアのピアノメーカーFAZIOLI。
ゲストミュージシャンには、ドラム三星が席を置いているスチャダラパーの生バンド「ザ・コストパフォーマンス」からキーボード松田浩ニ氏(M10、M11)を迎え、新たなサウンドに。
そしてもう1人のゲストにはTHE ZOOT16で一緒にやってるsteel pan 奏者のケンネル青木氏(M8)にも参加してもらう。
スティールパンと生ピアノの相性が良すぎて最高に気持ち良いサウンドに。
1人時間を少し贅沢に過ごしたい時にぜひ聴いてください。――MIDORINOMARU