著作の国内累計発行部数が1億部を突破した
東野圭吾の長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』が
重岡大毅主演で実写映画化。共演に、
中条あやみ、
岡山天音、
西野七瀬、
堀田真由、
戸塚純貴、
森川葵、
間宮祥太朗ら超豪華キャストが集結し、2024年1月12日(金)より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開されます。この度、10月19日に東京・池袋の街頭ビジョンを突如ジャックし、先行お披露目されたことでも話題を集めている本作のロング予告が公開されました。
本作は、“国民的作家”である東野圭吾が、1992年に発表した『ある閉ざされた雪の山荘で』の実写映画化作品。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定で、書籍発売当時大きな話題となりました。ところが映像化については、トリックや人物描写の複雑さから不可能と長年思われていたことに加え、東野自身も「想像もしていなかった」と語るように、今回の実写映画化の仕上がりに不安を覚えていたことを明かしています。しかし試写での鑑賞後、「それは全く杞憂でした」と言い切り、映画の完成度の高さを絶賛。原作者も「見事」と唸るサスペンス・エンターテインメントが誕生しました。
主人公・久我和幸を演じるのは重岡大毅。数多くの映画やドラマに出演し、確かな演技力を発揮。映画単独初主演となる本作では、オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である久我を熱演。原作からはキャラクター性が異なる主人公を、“重岡ならでは”の表現に落とし込み、見事に演じ切っています。さらに、共演には、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗らが決定し、今をときめく同世代の人気俳優たちが大集結。彼らは、同じ劇団に所属する役者たちを演じ、一癖も二癖もあるキャラクターたちを好演しています。そして、メガフォンを執ったのは、2012年の監督・脚本作『
荒川アンダーザブリッジ』で注目を集めて以降、『
ステップ』(2020)、『
ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』(2021)など様々なジャンルの話題作を手掛けてきた
飯塚健。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開を見せる本作を高いクオリティで描き切り、原作者の東野にも、「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめました。
一癖も二癖もある役者たちが、架空の密室で主演の座を賭けた最終オーディションに挑む本作。本予告映像は、今回のオーディションに唯一“部外者”として参加した主人公・久我が、憧れの劇団“水滸”(すいこ)のメンバーたちと出会うシーンから始まります。7人が演じるシナリオは、〈大雪で閉ざされた山荘で巻き起こる殺人事件〉という設定でしたが、血痕を残して1人が姿を消します……。登場人物たちは、「本物の連続殺人事件なのではないのか?」と次第に疑心暗鬼に陥っていきます。果たしてこれは、演技(オーディション)なのか、それとも事件(連続殺人)なのか?そして、それぞれの隠された過去が交錯し、惨劇は加速していきます。
さらに、本映像では
WEST.による本作のための書き下ろし主題歌「FICTION」の楽曲も初解禁。自身のグループが手がけた楽曲に重岡は、「ハラハラドキドキする感覚も楽曲にあるし、スピード感や深みもあって、この映画もそうだけど、飽きさせない音楽になっていると思います。かっこいいっす。シンプルに」と太鼓判。“単調なノンフィクションに飾られた騙し絵”“どこからどこまでフィクション?”などと本作を彷彿とさせる歌詞も印象的ですが、重岡自身も「散りばめられた歌詞が、本当にこの映画とリンクする」ものになっていると本作のための楽曲であることに胸を張っています。
スクリーンに映る全てが伏線。二重三重に張り巡らされたトリック。演技と嘘、そして隠された過去が交錯し、“謎解き”の枠を超えた、衝撃のラストが訪れるサスペンス・エンターテインメントから目が離せません。
[重岡大毅 コメント]Q.今回の主題歌の楽曲イメージは?何かこうハラハラドキドキする感覚も楽曲にあるし、スピード感だったりとか、深みもあるし。
あとやっぱ散りばめられた歌詞が、本当にこの映画とリンクするものだから。
それこそこの映画もそうだけど、飽きさせない音楽になっているなっていうのは思うかな。かっこいいっす。シンプルに。Q.レコーディングで意識したことってありますか?まあ、ちょっと歌ってると、自然と映画の事を思い出したけどね俺は。やっぱり自分が出演している映画だったから。
そしてWEST.として歌って、劇場で流れるんだろうなと思うと嬉しかった。Q.楽曲披露に際しての気持ちメッセージをお願いします。そうですね。そのメッセージは何か込めてパフォーマンスしたいなって思うから、そこは楽しみにしていただければと思います。©2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾/講談社