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チェリスト・宮田大、ドヴォルザークから久石譲まで圧倒的表現で‟歌う”最新アルバムをリリース

宮田大   2023/10/25 12:59掲載
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チェリスト・宮田大、ドヴォルザークから久石譲まで圧倒的表現で‟歌う”最新アルバムをリリース
 年間60本以上のコンサートと並行して、5年連続で毎年新作アルバムも発表している宮田大が、最新アルバム『VOCE - フェイヴァリット・メロディー -』を10月25日(水)にリリースしています。

 宮田は、日本人として初めてロストロポーヴィチ国際コンクールで優勝し、ドイツで最も権威のあるクラシック音楽賞・OPUS KLASSIK賞(2021)を受賞するなど国際的な評価を高めており、各地での公演は完売が相次いでいます。

 このたびリリースされた新作タイトルの「VOCE(ヴォーチェ)」とは、イタリア語で「声」をあらわす言葉。その音色を「まるで歌声のよう」と評される宮田がチェロの“歌声”で奏でる、極上の名曲選となっています。

 アルバムには、ドヴォルザークから久石譲坂本龍一まで、従来のチェロ定番曲だけにこだわらず、宮田自身が今届けたい曲を厳選して12曲を収録。クラシックから映画・ゲーム音楽までボーダレスな選曲となっていますが、特に今回、宮田がこだわったのが日本人作曲家の作品です。久石、坂本作品に加え、日本クラシック界を代表する作曲家・吉松隆の楽曲や、「ファイナルファンタジー」シリーズなどゲーム音楽の巨匠・植松伸夫の作品など、邦人作曲家の隠れた名曲を取り上げ、かねてより「日本人によるチェロ作品を大切にしたい」と語ってきた宮田ならではのプログラムとなっています。

 また、12月にはアルバムにも参加しているピアニストのジュリアン・ジェルネを迎え、全国でアルバム発売記念ツアーが開催されます。

[コメント]
弦が語り 木が歌い 弓が舞う
魔法のセロ弾きが紡ぐ12の夢

――吉松隆(「ベルベット・ワルツ」収録)

チェロの音域って男性の声の音域に近いと思うんですよね。安心感があって頼れる感じ。
安心感があって頼れる男ってモテると思うんですよね。
だからチェロ弾いてる宮田大さんはモテると思うんですよね。
…知らんけど。
さておき、20数年前に作った「ザナルカンドにて」が宮田大さんの手により再び新たなお化粧を施されて世に出ることとなりました。
ピアノとチェロによるこの儚げでいてしかし凛とした空気感。
皆さんにも是非一度この緩やかな音の波に身を委ねていただければと思います。

――植松伸夫(「ザナルカンドにて」収録)

僕は素晴らしいミュージシャンと出会い演奏していただく為に曲を書いています。
宮田大さんとの出会いは、僕の作曲家人生を大きく変えました。
宮田さんにACTを演奏していただいた時、心が激しく震え、本当に生きてて良かった、作曲を続けてきて良かったと心から思いました。
このアルバムを聴いていただければ僕の言葉が大袈裟でないことがわかると思います。

――菅野祐悟(「ACT」収録)

宮田大さんのEarthは、フルート版のEarthとはまた違う、楽曲に新たな生命の息吹を吹き込んで頂けた気がします。そしてその音色と演奏は、時に、大地の鼓動を、時に大地の叫びを。そして楽曲に込められた、この地に生きる人類への大切なメッセージを、大きな包容力で、そっと優しく促しています。
多くの方に彼の演奏に込められたメッセージを聴いていただきたいです。

――村松崇継(「Earth」収録)



■2023年10月25日(水)発売
宮田大
『VOCE - フェイヴァリット・メロディー -』

UHQCD COCQ-85594 3,300円(税込)
columbia.jp/artist-info/miyatadai/discography/COCQ-85615.html

アルバム発売記念コンサート〈宮田大チェロ・リサイタル2023 with ジュリアン・ジェルネ〉
2023年12月8日(金)東京 紀尾井ホール
2023年12月9日(土)埼玉 所沢市民文化センターミューズ<アークホール>
2023年12月10日(日)香川 観音寺市民会館<ハイスタッフホール>
2023年12月13日(水)大阪 ザ・フェニックスホール
2023年12月15日(金)島根 安来市総合文化ホール アルテピア<大ホール>
2023年12月17日(日)千葉 佐倉ハーモニーホール(佐倉市民音楽ホール)
2023年12月22日(金)長野 八ヶ岳高原音楽堂
2023年12月23日(土)長野 八ヶ岳高原音楽堂
2023年12月24日(日)新潟 柏崎市文化会館アルフォーレ

daimiyata.com/concert
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