生誕120年を迎えた映画監督、
小津安二郎の監督作品に
斎藤高順が提供した楽曲などが披露される〈小津映画×斎藤高順メモリアルコンサート〉が、11月12日(日)に東京・ティアラこうとう 大ホールで開催されます。
出演は、
井田勝大指揮 斎藤高順メモリアルオーケストラ。斎藤高順メモリアルオーケストラは、斎藤高順の長男でチェリストの斎藤章一ほか10名の親族と、在京のオーケストラの団員で編成されてます。また、ゲストとして、
川井郁子(vn)、
竹内郁子(マンドリン)、コーラス・グループ“
フォレスタ”から横山慎吾、塩入功司、吉田和夏、
小笠原優子が出演します。
コンサートは、小津のトーキー第1作目『一人息子』(1936年)の主題曲でもある
フォスターの名曲「オールド・ブラック・ジョー」から始まり、斎藤高順が音楽を担当した『東京物語』(1953年)から遺作『秋刀魚の味』(1962年)まで7作品の楽曲が、斎藤家に保管されていた自筆譜をもとに演奏されます。
さらに、小津作品の劇中歌として使われた「埴生の宿」「すみれの花咲く頃」「主は冷たい土の中に」「アニー・ローリー」、小津のSPレコード・コレクションにあった「花売り娘」「巴里の屋根の下」という小津が好んだ世界各地の音楽。小津が生きた時代に大ヒットした「東京ブギウギ」「銀座カンカン娘」「愛染かつら」などの「銀幕歌謡」がオーケストラとコーラスによるメドレーで披露されます。
当日のプログラムには、映画監督の
周防正行、女優・エッセイストの中井貴惠、当日のゲストでもある川井郁子をはじめ、各界著名人による小津愛に満ちた寄稿文が掲載されます。