レーベル枠を超えて集められた日本人ギタリストの名曲・名演を網羅した究極のJ-ギター・コンピレーション『IGNITION J-Guitars Selection』が、11月8日(水)にタワーレコード限定でリリースされます。
国内の音楽シーンを支える、日本の優れたミューシャンたち。そのミュージシャンたちの「はじめの一歩」にはギターがあったのではないでしょうか。ギターを手に取り、海外からの音楽・そのセンスを貪欲に取り込み、日本のミュージシャンはオリジナリティを磨いていったのです。
'70年代中盤以降、音楽シーンを牽引していたのはギタリストであり、日本のギタリストたちは海外のギタリストたちにけっして引けをとらないセンス・力量を備え、抜群の存在感を放っています。
今、改めて日本のギタリストたちの名演、名曲を味わっていただきたいところです。
ここに集められた作品達は、ギタリストがフロントに立ち、テーマ・メロディをギターが奏でている痛快なサウンドです。その痛快さを支えているのが、ともに演奏しているミュージシャンたち。レギュラーのバンド・メンバーであり、レコーディングに参加したセッション・ミュージシャンです。
1970年代後半、世界中のミュージシャンたちがジャンルの壁を越え交流しました。ライヴ・セッションだけでなく、それはレコード作品としても残されています。日本国内のミュージック・シーンも新しい時代を迎えていました。
振りかえってみれば、聴きつがれている名作が生まれた時代です。ミュージシャンたちが、「新しい音楽を作る」「新しい時代を作る」という意欲にあふれていたことは、後にミュージシャンたち自身が語っていることからも明らか。後にシティ・ポップス、フュージョンと呼ばれる音楽スタイルの黎明期でもあります。特にフュージョン・シーンはギタリストが牽引していました。海外アーティストと違い、身近に観ることができる彼らのパフォーマンスや、その立ち姿は、とてもカッコよく、ギタリスト予備軍の少年たちをトリコにしたのです。
このアルバムは、ギタリストをはじめとするミュージシャン、スタッフ、レコード・メーカーのご厚意のもと、編纂することができました。日本が誇るスーパー・ギタリストあちのグレイテスト・ヒッツです。
そのカッコよさを象徴するために、アートワークには日本が誇るスポーツカー、「フェアレディZ」にご登場いただいてます。70年代を駆け抜けた初代フェアレディZ。高性能を誇り、しなやかに疾走する姿に、これもまた少年たちは夢中になりました。