クインシー・ジョーンズと
マイケル・ジャクソンがプロデュースし、1982年にリリースされたアルバム『
スリラー』は、単なるアルバムではなく、音楽、ダンス、そして当時誕生したばかりのミュージック・ビデオにも革命を起こしました。発売から40年が経ち21世紀になった現在も、20世紀の創造的な遺産として数多くのアーティストに影響を与え続けています。
“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンは、1979年発表のアルバム『
オフ・ザ・ウォール』で大ブレイクし、次のアルバム『スリラー』でティーンスターからスーパースターへと飛躍を遂げました。『スリラー』は、収録曲のうちシングルカットされた7曲がいずれもビルボードチャートでトップ10入り、さらにグラミー賞で8部門を受賞したほか、世界中で1億枚以上がセールスされ、「世界で最も売れたアルバム」としてギネスブックに認定されています。
そして、「ビリー・ジーン」「今夜はビート・イット」「スリラー」などのミュージック・ビデオは、それまで黒人のアーティストの作品を放映しなかったMTVなどで放映され先駆的な存在となりました。
この象徴的なアルバムのリリース40周年を記念して、アメリカ制作の新作ドキュメンタリー『スリラー40』を12月9日(土)にWOWOWで日本初独占放送・配信します。
監督は、名著『リズム&ブルースの死』で知られるジャーナリストの
ネルソン・ジョージが務め、貴重なプライベートフィルムや膨大なアーカイブ映像、レコーディング関係者の証言などを盛り込みました。MJファンのみならず、すべての音楽ファン必見のドキュメンタリーです。