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東出昌大の狩猟ドキュメンタリー映画『WILL』2月公開決定 監督はエリザベス宮地&音楽はMOROHAが担当

東出昌大   2023/11/09 12:10掲載
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東出昌大の狩猟ドキュメンタリー映画『WILL』2月公開決定 監督はエリザベス宮地&音楽はMOROHAが担当
 東出昌大の狩猟ドキュメンタリー映画『WILL』が完成し、2024年2月16日(金)より東京・渋谷シネクイント、東京・テアトル新宿ほかにて全国公開が決定。この度、東出昌大、アフロMOROHA)、エリザベス宮地監督からのコメントが到着しました。

 本作は映像作家・エリザベス宮地監督がメガフォンを取り、音楽をMOROHAが担当、狩猟する東出を追いかけた1年間の記録が収められています。なぜ俳優である東出昌大が狩猟をしているのか。彼が狩猟をして生命を頂き、生きながらえる生命とは何なのか――。本作では、根底にある気持ちの混沌、矛盾、葛藤を抱える東出昌大という一人の人間が映し出されていく中、MOROHAが発する渾身の言葉とすさまじい熱量が東出自身と重なり合い、問い続けている日々を生々しくスクリーンに映し出していきます。

 監督を務めた映像作家・エリザベス宮地は、BiSHクリープハイプ藤井風等さまざまなアーティストのドキュメンタリー、MVを手掛ける映像作家。MOROHAとは「バラ色の日々」「五文銭」「エリザベス」など数々のMVを手掛け、2017年MOROHAドキュメント映画『劇場版 其ノ灯、暮ラシ』でも監督を務めています。本作は、宮地監督が東出の事務所退所前よりオファーをしていた企画でしたが、途中で頓挫しかけるも、再度東出からの連絡で企画が動き出し、完成・公開の運びとなりました。宮地監督は撮影を経て「“役者の東出がどうして狩猟をしているのか”。その答えを求め狩猟に同行したが、納得するための都合のいい言葉や理由が目の前の臓器や自然には追いつかないのを痛感した」とコメントを寄せています。

 また自身も出演し、音楽を担当するのは、今年結成15周年を迎えるラップ・グループ、MOROHA。彼らのアコースティックギター一本での切ないメロディは、夢や挫折、恋愛や失恋など実体験を詰め込んだリリックという“魂の叫び”で、聴く者の心に深く刻み付けます。MOROHA・アフロと東出は長年の友人であり、本作についてアフロは「喰われながら、喰いながら 誰しもが生きている その罪深さを引き受けて人間はどのツラ下げて、どこへ向かうのか その一例を知りたかったらこれを観たらいい」とコメントを寄せています。

 そして自身のドキュメンタリー作品が制作・公開される事になった俳優・東出昌大。今年、映画『Winny』(松本優作監督)、『福田村事件』(森達也監督)等センセーショナルな作品の出演が続き話題を集め、今、日本映画界に欠かせない存在の東出。本作について「『生きる理由なんて思いつかなくて、死ねない理由を一つひとつ摘み上げては、掌の上で転がしながら確かめる』そんな想いをされている方に届くように、エリザベス宮地監督はこの映画を作ったのかなと、完成した映画を拝見し思いました」とコメントを寄せています。

[コメント]
「子宮」
東出が発砲し、山道を走り、獲物の解体を始めてからはじめて口にした言葉だった。
彼の右手には言葉通りのそれが握られていた。
“役者の東出がどうして狩猟をしているのか”
その答えを求め狩猟に同行したが、納得するための都合のいい言葉や理由が目の前の臓器や自然には追いつかないのを痛感した。
東出と共に、答えのない旅をした1年間の記録。

――エリザベス宮地

喰われながら、喰いながら
誰しもが生きている
その罪深さを引き受けて人間は
どのツラ下げて、どこへ向かうのか
その一例を知りたかったらこれを観たらいい

――アフロ(MOROHA)

僕はただの被写体でした。
ですので「映画を通して伝えたいメッセージ」の様なものはありません。「生きる理由なんて思いつかなくて、死ねない理由を一つひとつ摘み上げては、掌の上で転がしながら確かめる」。
そんな想いをされている方に届くように、エリザベス宮地監督はこの映画を作ったのかなと、完成した映画を拝見し思いました。

――東出昌大

©2024 SPACE SHOWER FILMS

『WILL』
2024年2月16日(金)より東京 渋谷シネクイント、東京 テアトル新宿ほか全国公開
will-film.com
配給: SPACE SHOWER FILMS
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