[松平健 Q&A] Q. 今回、松平さんが日本版声優を演じるウンパルンパは、どんなキャラクターですか?またこの役のオファーが来た際は率直にどう思われましたか? A. 人間からは離れた島でカカオ豆を育てながら平和に暮らしていて、小さいけれども大きなプライドを持つオレンジ色の紳士で、ウォンカのチョコを盗んだり、はたまたピンチを救ったりして物語に関わっていくキャラクターです。 吹替経験はあまり多くないので、少しだけ不安はありましたが、この役が可愛いくて、普通の人の役をやるよりもすごく変わった役だったので面白いなと思い、参加を決めました。
Q. ウンパルンパを演じるヒュー・グラントのお芝居はいかがでしたか。 A. 非常に紳士的で、気位が高いなぁと思いました。特にこの作品の中では、キャラクターを踏まえて相手を下に見て偉そうに喋るという演技をされていて、その演出も相まって全く違和感がないお芝居だと感じました。
Q. アフレコ収録を振り返ってみていかがでしたか?苦労した点など教えて下さい。 A. 劇中では、「ウンパルンパ1」「ウンパルンパ2」「ウンパルンパ3」という3曲を歌うシーンがあるんですが、そこが難しかったですね。聞いてみると、簡単なリズムの歌なんですが、実際に歌ってみたら独特のテンポで。ご本人(ヒュー・グラント)が踊りながら歌っている、ということもあり監督の指示で膝を屈伸する動きをしながら本番でも収録しました。
Q. 本作は全編13曲もの歌が登場しますが、松平さんにとっての音楽活動についてお聞かせください。また、一緒に楽曲制作もされている、出演キャストのチョコレートプラネットについても印象をお聞かせください。 A. 俳優という仕事をやってきてあるタイミングから音楽にもチャレンジしたのですが、「歌」というのは、聴いてる人たちを笑顔にしたり、明るく元気にさせることができるので、「皆さんに笑顔を届けたい」という気持ちで活動しています。チョコレートプラネットのお二人は多才ですね。何でもできてしまう。あの楽曲(チョコレートプラネット長田が制作し、松平がカバーをした楽曲「パンダピラニア」)は彼らからお話を頂いて、音楽のリズムがすごく楽しかったので、参加させていただきました。
Q. 「夢を見ることから全てははじまる」という本作のテーマにちなみ、今後チャレンジしたいことはありますか?また、夢を持てない、夢に向かっていくことが難しいと考えている人に人生の先輩としてどんなメッセージを贈りますか? A. 今は自分が夢を持ってというよりも、企画を出す若いスタッフがどんどん育っているので、その人たちの提案する企画にチャレンジしていくことを大切にしています。若い人の才能がどんどん、新たな松平健を広げてくれていってますし、その人たちの夢に貢献することが今の夢です。何やってもダメだ、とすぐ諦めてしまう人も多いですけど、何か一つ好きなことを追求するのも良いと思います。大きな夢じゃなくても、小さい夢でもとにかく好きなこと一つあれば、それを突き進めていくことで道が開けることもあると思います。
Q. 公開を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。 A. この作品では夢、家族愛、そして友情と色んなことが描かれていますが、とにかく楽しい作品になっています。 歌あり、踊りあり、ドラマありの色々なものが詰まったファンタジーになっているので是非ご覧いただきたいです。