1998年4月、シングル「
愛しているから」でデビュー。以来、変幻自在な「ボーダーレスな歌声」として、ワールドワイドに活躍の場を広げ、今年25周年を迎えたシンガー・ソングライター“
KOKIA”。4月に東京オペラシティコンサートホールで25周年コンサートを成功させ、9月には近年のベスト・アルバム『The Lighthouse』をリリースしました。
そのKOKIAの洋楽カヴァー・アルバム『Watching from Above 2』が、11月22日(水)に配信リリース。
『Watching from Above 2』は、2019年にCD限定でリリースされた作品で、今回が初配信。2016年に発表した第1弾カヴァー・アルバム『Watching from Above』に続き、「Close To You」「Waltz for Debby」等、洋楽のスタンダードソングを、オリジナリティーあふれるアレンジと珠玉のヴォーカルで収録しています。
『Watching from Above』(2016年)は当時ハイレゾオーディオ用にレコーディングされ、配信はハイレゾ限定でリリースされていましたが、この度(10月18日〜)通常のサービスも含め、全世界で配信スタート。『Watching from Above』、『Watching from Above 2』とも、録音からマスタリングまで、ビクタースタジオで高音質にこだわって制作され、ハイレゾはもちろん、通常配信の音源で聴いても、オーガニックで繊細な響きが楽しめます。
あわせて、25th Anniversaryベスト・アルバム『The Lighthouse』も、11月22日(水)より配信スタート。
[コメント]――『Watching from Above』に寄せて息子の誕生を機に育児をしながらBGMに優しい音楽を作りたい。そんなふうに想っていた折り、カバーアルバムの企画のお話をいただいたのが、「Watching from Above」のアルバム制作のはじまりでした。選曲、アレンジ、歌い方など、子供と部屋で長く過ごす時間が柔らかなものであったらいいなとイメージしながら制作をしました。
アルバムタイトルにも、「いつも見守っているよ」というママからの目線の想いをこめて、息子へのギフトのような気持ちで作ったアルバムです。たくさんのファミリーに聴いてもらえたら嬉しいです。――「The Lighthouse」に寄せて(CDライナーノーツより抜粋)20周年から25年までの5年はコロナシチュエーションが挟まったことで、極めて稀な時間でしたが、そんな環境でこそ生まれた曲が今回のベストに彩りを添えてくれています。人生振り返れば、幼い頃からいつも、言葉にできないような想いはいつも歌にして、自分を励ましてきました。その歌は他の人も励ますことができるのだということに気づき始め、みんなの心を照らす歌を歌いたいという想い一つで続けてきた結果が「KOKIA」という音楽家の歩んできた道です。アルバムタイトルでもあり、新曲でもある「The Lighthouse」は、私がいま、歌を歌い続けていられる理由の軸となっている想いが込められています。――KOKIA