多種多様なバンドで目覚ましい活躍を見せる新進気鋭のアルトサックス奏者、米田あゆが、初のリーダー作となるデビュー・アルバム『レミニス』を12月20日（水）にリリースします。

　米田は、神戸市出身のジャズ・サックス・プレイヤー。中学校で吹奏楽部に入部しサックスを始め、高校生の頃、ジャズに出会い、大阪音楽大学ジャズコースに進学。卒業後は京阪神を中心に演奏活動を行なっており、2019年よりThe Global Jazz Orchestraに所属し、エリック・マリエンサル（as）、宮崎隆睦（as）らと共演するほか、これまでに河村英樹、土岐英史、横山未希、そしてクラシックを飯守伸二に師事しています。

　『レミニス』は、牧知恵子（p）、時安吉宏（b）、中村雄二郎（ds）という日本各地で活躍するミュージシャンを率いたワンホーン・カルテットでの作品。彼女の人柄を思わせる温かく芯のある音色とリズムセクションとの組み合わせがとても心地良い快作です。「Darn That Dream」「Bossa Antigua」といったスタンダード・ナンバーに加え、新しさを感じさせつつも耳馴染みの良い色彩豊かなオリジナルも多数収められており、ジャズに真摯に向き合う彼女ならではのサウンドが存分に発揮されています。

　ライヴとして、2024年1月14日（日）兵庫・神戸100BAN HALL、1月20日（土）滋賀・草津COLTRANE、2月7日（水）兵庫・明石 POCHI、2月29日（木）大阪・梅田 JAZZ ON TOPが決定しています。詳細は米田あゆの公式HPおよび公式Xをご確認ください。

［CD紹介文］
一つ一つの音から滲み出る、彼女の音楽に対する一切ぶれない強い信念。その真っ直ぐで真剣な音色に心打たれた。
――纐纈歩美