ロビー様が帰ってきた！ “オランダの貴公子”ことロビー・ヴァレンタインが復活、ヴァレンタイン名義での新作『The Most Beautiful Pain』を発表します。

　その王子様のような華麗なルックス（写真は97年の『ヴァレンタイン 4 - ユナイテッド』）と、クイーンの遺伝子を受け継ぐ煌びやかなサウンドにより、90年代には日本のヘヴィ・メタル／ハード・ロック・シーンで大きな人気を博した彼。来日公演も定期的に行ない、同系統のサウンド（ルックスも？）を持つヴァレンシアとのプロジェクト“V”も話題となりましたが、2000年の『ビリーヴィング・イズ・シーイング』を最後に名前を聞く機会は激減……。今回の新作は実に、約6年ぶりのアルバムとなります。

　この『The Most Beautiful Pain』という作品、実は2004年にリリースのアナウンスがあり、国内発売も決まっていました。が、なぜか無期延期に。ロビー自身は「理由もないのに長い間何も起こらなかった」と語っており、その理由は謎。何はともあれ「生き返ったような気分だ」と言う彼、この新作でも流麗なメロディと眩いアレンジは健在です。現在、公式HPと欧州での所属レーベルであるFrontiers RecordsのHPでは計10曲もの試聴が可能となっていますので、かつてこの音に胸躍らせたファンはぜひチェックを。発売は欧州にて3月24日の予定です。

●『The Most Beautiful Pain』収録予定曲
01. I Should Have Known Better
02. A New World
03. I’m Going Under (Sedated)
04. One Of These Days
05. The Cold And Lonely Lie
06. She (Abandoned Heart)
07. Magnum OpusEveryday Hero
08. Supernova
09. Magical Memories
10. How Many Times
11. Mickey
12. How Can I Live Without You
13. One Heart
14. Back To The Future Theme
15. Now Or Never
16. Exodus Elephantes