ニュース

滝沢朋恵、約5年ぶりの新作アルバム『AMBIGRAM』リリース決定&詳細発表

滝沢朋恵   2023/12/01掲載(Last Update:23/12/02 02:56)
はてなブックマークに追加
滝沢朋恵、約5年ぶりの新作アルバム『AMBIGRAM』リリース決定&詳細発表
 2018年12月発売の3rdアルバム『amphora』の発売後、活動拠点を東京から地元・北海道に移した、シンガー・ソングライターの滝沢朋恵の約5年ぶりとなる新作アルバム『AMBIGRAM』が、12月27日(水)にリリースされることが決定しました。

 9月に八丁堀の七針で開催されたPot-pourri [SNR] とのツーマン・イベントが予約時点で満員となり、最新のライヴ・パフォーマンスも好評を博した滝沢朋恵。テンテンコ柴田聡子とのデュオ、角銅真実網守将平のアルバムへの参加など、年々注目度が高まっていたにも拘らず、近年の活動はコロナの影響もあり、ほぼ休止状態となっていましたが、2022年後半より着々とアルバム制作の準備を始め、2023年の夏頃より本格的に制作が開始。11月16日には、先行シングルとして「ラッコの貝(single version)」がリリースされています。

 アルバムのアートワークは話題のアーティスト、佐貫絢郁が担当し、滝沢のバンド・ライヴではおなじみのイトケンがドラム&パーカッション、NRQ吉田悠樹が二胡、元吉田ヨウヘイgroup、現THE RATELのメンバーで、スピッツのレコーディングから現代音楽 / 実験音楽まで幅広く活動する池田若菜がフルート、NEWFOLK発の話題のバンド、山二つのフロントマン、鈴木健太(滝沢の前々作『a b c b』には朗読で参加、前作『amphora』ではCDジャケットのデザインを担当)がヴォーカルで参加。アルバムの録音、ミックス、マスタリングは、映画音楽やTVドラマの音楽でも手腕を振るい、あかるいくらい』の録音・ミックス・マスタリングや、フリーボの1stアルバム『すきまから』のアナログ盤用のリマスタリングを手掛けている宇波拓HOSE,ホンタテドリ,かえる目)が手掛けています。

 宇波は、エンジニアリングだけでなく、楽曲の追加のプロダクションも担当。滝沢のオリジナリティあふれる楽曲やアレンジを、新たなサウンドに仕上げました。滝沢のデモのアレンジをベースに、滝沢の音楽リスナーとしての好奇心旺盛さを反映してか、挑戦的かつ遊び心があり、突飛なアイディアを依頼し、宇波がそれに十二分に応え、滝沢のイメージをアップグレード、もしくは刷新するようなサウンド・プロダクションで具現化。滝沢朋恵史上最もポップな印象のアルバムでありながら、これまで以上にシンガー・ソングライター然とした歌とメロディが際立った作品に仕上げています。

 また、「ラッコの貝(single version)」のリリースにあわせ、 12月6日(水)に、今年6月1日に営業10年目を迎えた、滝沢とも馴染み深い会場、東京・神保町 試聴室にて〈滝沢朋恵 new album『AMBIGRAM』発売前ソロ演奏 + 試聴会〉が開催。アルバムの解説は、滝沢とのユニット“あたらしい遊び”で活動をともにする田中真琴が務めます。チケットの予約など詳細は試聴室のHPをご確認ください。

 なお、滝沢は今週末12月2日(土)に、北海道・札幌「SOUND CRUE」にて開催されるパラダイス・ガラージ豊田道倫のアナログ・ベスト発売記念ライヴ〈まわる人生のステージを、レコードの針から眺めて、綺麗ね〉にも出演します。こちらの詳細は「SOUND CRUE」のHPをご確認ください。

[コメント]
金延幸子『み空』(1972)から半世紀、
浜田真理子『mariko』(1998)から四半世紀、
2023年暮れ、滝沢朋恵『AMBIGRAM』が登場する。
震える声、儚く美しいメロディ、歌心に満ちたギター、イマジナティヴなサウンド。
一枚のアルバムが、音楽の歴史に刻まれる。

――佐々木敦

拡大表示


■2023年12月27日(水)発売
滝沢朋恵
『AMBIGRAM』

WEATHER 83 / HEADZ 260 CD 2,420円(税込)
faderbyheadz.com/release/headz260.html
[収録曲]
1. 春風
2. 交信
3. sirar
4. グッドバイ
5. 雪灯
6. リンドウ
7. duda
8. まほう
9. 数え歌
10. しんきろう
11. ラッコの貝
12. 白い花


〈滝沢朋恵 new album『AMBIGRAM』発売前ソロ演奏 + 試聴会〉
日時: 2023年12月6日(水)開場 19:30 / 開演 20:00
会場: 東京 神保町 試聴室
〒101-0065 東京都千代田区西神田3-8-5 ビル西神田1階
shicho.org/1_231206
料金: 予約 2,300円 / 当日 2,500円
※いずれも要別途1オーダー代
解説: 田中真琴(あたらしい遊び)


パラダイス・ガラージ&豊田道倫
アナログベスト発売記念ライブ in 札幌

日時:12月2日(土)開場:18:30 / 開演:19:00
会場:札幌 SOUND CRUE
soundcrue.com/top1.html

act:
豊田道倫
滝沢朋恵
マシュウ早坂
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015