ドイツ発のジャジー・ヒップホップ・デュオ、ファージ X フィッシャーマン(Ferge X Fisherman)が、トランペッターの
黒田卓也をフィーチャーしたニュー・シングル「Adults」を12月8日(金)にリリース。あわせて、ニュー・アルバム『Good Mother』を2024年3月にリリースすることを発表しています。
ラッパーのフリッツ・フィッシャーマン(Fritz Fisherman)とプロデューサーのファージ(Ferge)からなるファージ X フィッシャーマンは、これまでに3枚のアルバムを発表。彼らの音楽の核となるジャズから多大な影響を受けた、レイドバックしたヒップホップ・サウンドが好評を博してきたほか、ジャズ奏者がソロを取るかのようなラップ、英語に対するフレッシュなアプローチと内省的な歌詞(そして少しスモーキーで、少し鼻にかかった声)といったリリック面も魅力のデュオです。
ニュー・アルバムからの先行シングルとなる「Adults」は、人生のさまざまなステージに向き合い、受け入れることをテーマにした1曲。フリッツ・フィッシャーマンの内省的なラップと、ロンドンを拠点とするR&Bシンガーのジェローム・トーマスによるソウルフルな歌声、そしてニューヨークを拠点とする黒田卓也による独創的なトランペット演奏が見事に融合した躍動感あふれる仕上がりです。
前作『Duality』に続き再共演を果たした黒田卓也は、「2度目となるコラボレーションのオファーをいただいて、とても嬉しかったです。めちゃめちゃクールなトラックだったので、気合が入りました。みんなに聴いて欲しいです」とコメントしています。
3月にリリースされるニュー・アルバム『Good Mother』には、ゴスペル合唱団、クラシック弦楽隊、ローズピアノのソウルフルな和音、ワウワウのギターペダルなどが用いられ、アルバム全体には70年代映画のサウンドトラックのようなムードが漂っています。彼らをネクストレベルへと押し上げるであろうこのアルバムには、前作に参加した黒田卓也のほか、ミック・ジェンキンス、ジェローム・トーマス、シーオパトラらをフィーチャー。人格形成の段階や、過去の決断に対する評価、性的不安、経済面や感情面の懸念、更には年齢とともに増す普遍的な恐怖の認識といった、成長過程に纏わる混乱を探求した、多元的な青春アルバムとなっています。