ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が60年代終わりから70年代半ばまでに録音した3タイトルが、はじめてシングルレイヤーのSACDに。2024年2月21日(水)に発売されます。いずれのタイトルもドイツ・グラモフォンのオリジナル・アナログ・マスターを使用し、独Emil Berliner Studiosにて2024年に制作されるDSDマスターを使用します。
今回発売されるのは、1969年録音の『オネゲル:交響曲第2番・第3番《典礼風》』、1974、1975年録音の『ベルリオーズ:幻想交響曲』、1971年録音の『オッフェンバック:バレエ《パリの喜び》(抜粋)/グノー:《ファウスト》からバレエ音楽とワルツ』の3タイトル。
『オネゲル:交響曲第2番・第3番《典礼風》』は、両作品ともに高い集中力と緊張感で表現され、屈指の録音として永く親しまれており、交響曲第2番の第3楽章の任意パートであるトランペットのパートは、録音当時のベルリン・フィルのトランペット奏者
フリッツ・ヴェゼニックによって演奏されています。
『ベルリオーズ:幻想交響曲』は、カラヤンが3度録音した幻想交響曲の最後の収録にあたるもので、カラヤンは手兵のオーケストラを華麗にドライブして緻密かつダイナミックな演奏を繰り広げています。
『オッフェンバック:バレエ《パリの喜び》(抜粋)/グノー:《ファウスト》からバレエ音楽とワルツ』は、カラヤンとベルリン・フィルによるエスプリあふれる豪奢な演奏が満喫できる一枚で、今回のSACDには、LP初出時には含まれていなかった『オッフェンバック:喜歌劇《天国と地獄》』より「カンカン」も収録されます。