株式会社レコチョクが、2023年12月12日(火)、レコチョク関連サービスのランキング(全16部門)を発表。
本ランキングは、レコチョクが展開する音楽配信サービスよりダウンロードランキング「レコチョク年間ランキング2023」、サブスクランキング「dヒッツ® powered by レコチョク(以下、dヒッツ)年間ランキング2023」、そして、「TOWER RECORDS MUSIC 2023 年間再生ランキング」計3つのランキングで構成されています。
レコチョク関連「年間ランキング2023」では、
YOASOBI がダウンロード、サブスクの全16部門を通して8冠を獲得。アーティスト部門は全制覇し、YOASOBIと楽曲「
アイドル 」が席巻する結果となりました。その他、2023年の音楽シーンを彩ったアーティスト達がランクインしました。
また、3つのランキング結果から、音楽ジャーナリスト柴那典が2023年の音楽シーンの傾向を考察。こちらのレポートもぜひご覧ください。
YOASOBIは、ダウンロードランキングである「レコチョク年間ランキング2023」ではアーティストランキングで1位を獲得。また、「アイドル」がシングルランキング、ハイレゾシングルランキング、アニメランキングの3部門で1位。サブスクランキング「dヒッツ年間ランキング2023」でもアーティストランキング、楽曲再生回数ランキングや「TOWER RECORDS MUSIC 2023 年間再生ランキング」アーティストTOP10、楽曲TOP10の4部門を制覇。上半期ランキングの計6冠を超えて、年間ランキングでは計8冠獲得と、2023年年間ランキングは、YOASOBIと「アイドル」が席巻しました。なお、8冠受賞はレコチョクのランキングでは史上最多記録となります。
「アイドル」はTVアニメ『
【推しの子】 』のオープニング主題歌で、原作者のひとりである
赤坂アカ が本楽曲のために書き下ろした小説『45510』をもとに制作された楽曲で、放送開始日である4月12日に配信開始されました。
[コメント] こんにちは、YOASOBIです。この度、私たちはレコチョク関連年間ランキング2023にて計8部門で1位を獲得しました。ありがとうございます。本当にたくさんの方々が我々の楽曲を聴いてくださったおかげです。ありがとうございます。 これに慢心せず、来年以降もカッコいい楽曲を作っていこうと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。 ――YOASOBI VIDEO
BE:FIRST は、ダウンロードランキング「レコチョク年間ランキング2023」で9月11日に先行配信リリースされた4thシングル「
Mainstream 」がアルバムランキング部門1位を獲得しました。2位には3rdシングル「
Smile Again 」がランクイン、上位を独占しました(※レコチョクではシングルのバンドル購入はアルバムとしてカウントしています)。「Smile Again」はハイレゾアルバム部門で上半期に続き年間でも1位を獲得しています。BE:FIRSTは、アーティストランキング部門でも5位にランクインしました。
また、サブスクでも「TOWER RECORDS MUSIC 2023 年間ランキング」アーティストTOP10で5位、「Smile Again」が楽曲TOP10でも4位にランクインしています。
[コメント] 「レコチョク年間ランキング2023」にて、計2部門で1位を獲得しました。ありがとうございます。 多くの方に僕たちの音楽が届いているという証拠でもありますので、本当に嬉しいです。 現在はアリーナツアーを行っており、来年には初のドーム公演が決まっていますので、しっかりと準備をしていきたいと思います。 これからも応援よろしくお願いします。 ――BE:FIRST VIDEO
8人組新世代ダンス&ヴォーカル・グループ“
MAZZEL ”が、ダウンロードランキング「レコチョク年間ランキング2023」にて、上半期に続いて年間でも新人アーティストランキング部門にて1位を獲得。
さらに、今回から新たに開設されたサブスクランキング「TOWER RECORDS MUSIC 2023 年間再生ランキング」の新人アーティストランキングでも初となる1位を獲得、2冠を達成しました。
MAZZELは2023年3月31日にプレデビュー曲として、オーディション ドキュメンタリー番組『MISSIONx2』の最終審査の課題曲「MISSION」を配信リリース。5月17日にリリースしたデビュー・シングル「
Vivid 」は5月8日に先行配信を開始し、ダウンロードのシングルデイリーランキングで1位を獲得しています。10月18日にリリースした2ndシングル「
Carnival 」は、10月16日に先行配信を開始し、ダウンロードでは週間シングルランキングで初登場1位を獲得、月間アルバムランキングでも5位にランクインしました。
今夏には〈SUMMER SONIC 2023〉をはじめ、〈BMSG FES'23〉など様々なステージに立った彼ら。2023年を通じて楽曲が聴かれ、ダウンロード、サブスクの新人アーティストランキング部門で見事1位を獲得しました。
[コメント] 「レコチョク年間ランキング2023」レコチョク新人アーティストランキングにて、上半期に続き1位を獲得いたしました。ありがとうございます! さらに、今回は、「TOWER RECORDS MUSIC 2023 年間再生ランキング」新人アーティスト部門でも1位となりました。本当にありがとうございます。 MUZEの皆さんの応援、頑張りがなければ成し得なかったことなので、いつも感謝しています。ありがとうございます。 僕たちMAZZELは1月16日、17日に行われる「BEAT AX」第二弾に出演することが決定しました。楽しみにしていてください。これからもどうぞ応援宜しくお願いします。 ――MAZZEL VIDEO
ダウンロードランキングでは、2023年上半期から、各ジャンル別ランキング1位も発表しています。気になった楽曲をダウンロードして手元に置いておく、というダウンロードのランキングから、2023年のさまざまなトレンドが読み解ける結果となっています。
洋楽ランキング1位は
ボン・ジョヴィ の「
イッツ・マイ・ライフ 」。この楽曲は7枚目のアルバム『
クラッシュ 』収録曲で、日本では2000年5月にシングルとしてCDリリースされました。お笑い芸人でボディービルダーの
なかやまきんに君 のネタで使われるため、きんに君の番組出演やイベント出演時にTVの情報番組等で楽曲もオンエアされることが多く、その度にダウンロードされランキングも上昇。SNSなどでも話題になり、年間ランキング1位を獲得しました。
BTS のデビュー10周年を記念したデジタル・シングル「Take Two」は2023年6月9日に配信リリース。6月のリリースでありながら、上半期のK-POP / ワールド・ミュージックランキング部門で1位を獲得。その勢いのまま、年間ランキングでも1位を獲得しました。「Take Two」はBTSがファンに伝えたい切ない気持ちと話をそのまま盛り込んだ“ファンソング”で、“ARMY”と歩いてきた日々と、これから歩いていく日々を「take two」というテーマで表現しています。
2023年1月8日から放送開始した第62作大河ドラマ『
どうする家康 』。音楽を担当するピアニスト・作曲家の
稲本響 は、これまで映画『
長い散歩 』『
グラスホッパー 』、ドラマ『
私という運命について 』、舞台『海の上のピアニスト』などを担当。
「どうする家康 メインテーマ〜暁の空〜」は、
尾高忠明 指揮の
NHK交響楽団 が迫真の演奏を展開した楽曲で1月15日より先行配信。乱世を駆け抜けた主人公たちを音楽でドラマティックに描き奏でる
オリジナル・サウンドトラック が年間のジャズ / クラシックランキング部門で1位を獲得しました。11月19日放送の第44回「徳川幕府誕生」では、これまでのピアノコンチェルトスタイルではなく、ピアノだけで全てのパートを演奏しているスペシャル版がオンエアされるなど、毎回、ドラマとともにこの楽曲から広がる世界観も話題になりました。
[コメント] 上半期に続き受賞させていただくことになり、大変光栄ですし、とても嬉しいです。 この1年「どうする家康」を応援してくださった視聴者の皆様にも心より御礼申し上げます。 本当にありがとうございました! ――稲本響 Travis Japan の2枚目のデジタル・シングルとなる「Moving Pieces」は、
ジャスティン・ビーバー や
エド・シーラン などに楽曲を提供している世界的にも有名な音楽プロデューサーのプーベアが書き下ろした全編英語詞の楽曲で、2023年5月15日にシングルとともにMVも配信開始。Travis Japanのメンバーを選出し、グループ名の由来にもなっているトラヴィス・ペインが振付を担当したMVが上半期に続き、年間のビデオランキング部門でも1位を獲得しました。
なお、6月5日にリリースされた『Moving Pieces - EP』は「レコチョク年間ランキング2023」アルバムランキング部門で4位を獲得しています。また、シングルランキング部門では、10位「Candy Kiss」、12位に「JUST DANCE!」がランクインしました。なお、アーティストランキングでは8位にランクインしています。
[コメント] 今回レコチョク「年間ランキング2023」ビデオランキング部門で我々Travis Japanの「Moving Pieces 」が1位を獲得したということでとても驚き、そして嬉しく思っております。 Travis Japanとしては新鮮な試みで、モードな世界観とそこに合わさる一見チグハグに見えるCGのコラボレーション、そして、トラヴィス・ペイン氏の振り付けとよりどりみどりで見所たっぷりなものが出来上がり、その上でファンの方含めいろんな方にその作品を楽しんでもらえたことを光栄に思います。これからも色々な楽曲、作品に挑戦していきたいと自信をもらえました。楽しんでくださった皆さん、ありがとうございます。 ――Travis Japan その他のランキングは「レコチョク年間ランキング2023」サイトからご覧ください。