1983年のデビューから1992年に解散するまで日本の音楽シーンを席巻した人気バンド、チェッカーズ。デビューから40周年を迎え関連作品のリリースも続いていますが、この度ライヴ映画『チェッカーズ 1987 GO TOUR at中野サンプラザ［デジタルレストア版］』が2024年春に2週間限定で全国公開されることが決定。

　〈GO〉ツアーが行われた1987年は、彼らがアイドルバンドから完全セルフプロデュースの本格派バンドとして飛躍した年で、メンバー自作曲で固めたアルバム『GO』を携えて行った全国ツアーは最充実期のライヴとしてファンの間でも未だに高く評価されています。当時すでに東京・日本武道館や球場規模のスタジアムライヴを行っていた彼らですが、東京・中野サンプラザで行われた5日間のライヴは当時一部のファンしかチケットを入手できず〈幻のライヴ〉ともいわれていました。また、これまでに発売された〈GO〉関連の映像商品には中野サンプラザでの演奏は3曲しか含まれておらず、そのほとんどが未発表のため現在まで幻であり続けてきたライヴです。

　そんな幻のライヴの全曲分の映像素材が新たに発掘され、その一部は発売中の『チェッカーズ 40th Anniversary 「FINAL TOUR」(Remaster Edition)』Blu-rayに特典映像として収録されました。そしてこの度、4K画質相当の映像アップグレーディングとドルビー・アトモス・ミックスの音声という最新鋭の技術によってコンサート全容の映像が完成。映画公開の詳細は後日発表の予定なので、続報を楽しみにしていてください。

　デビュー40周年を迎えてチェッカーズの魅力が再評価されている中、今なお色褪せることのない興奮を映画館のスクリーンでぜひ体験してください。