本年度アカデミー賞®最有力、ゴールデン・グローブ賞5部門にノミネートされ、『
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を生み出したA24と『
パラサイト 半地下の家族』配給の韓国のCJ ENMが初の共同製作で贈る注目作『PAST LIVES』(原題)が、『パスト ライブス/再会』の邦題で、2024年4月5日(金)より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開されることが決定。併せて、予告編とポスター・ヴィジュアルが公開されています。
本作は、移住によって離れ離れになった幼なじみのふたりが24年後、36歳の夏にNYで再会する7日間を描く、大人のラヴ・ストーリー。既に公開を迎えた各国では、共感と絶賛の嵐が巻き起こり、映画レビューサイト・ロッテントマト98%の高評価を獲得、世界の映画祭でも高い評価を得ている本作は、賞レースの幕開けを飾るゴッサム賞で、見事作品賞を受賞。先日発表されたゴールデン・グローブ賞では『オッペンハイマー』や『
バービー』など名だたる作品と肩を並べ作品賞(ドラマ部門)・監督賞・脚本賞をはじめ主要5部門へノミネート、受賞に王手をかけています。その他、インディペンデント・スピリット賞への5部門ノミネートやAFI(アメリカン・フィルム・インスティテュート)2023年映画トップ10、IndieWire誌やHollywood Reporter誌、Rolling Stone誌など複数の海外メディアの〈ベストムービー〉にも選ばれるなど下馬評を高めながら、米国アカデミー賞®最有力と大きな期待を集めています。
本作で鮮烈な長編映画監督デビューを飾るのは、セリーヌ・ソン。12歳の時に家族と共にカナダへ移住した自身の原体験を元にオリジナル脚本を執筆しました。主人公・ノラ役には、Netflixのドラマ・シリーズ『ロシアン・ドール』で注目され、声優として『
スパイダーマン スパイダーバース』にも参加、アジアンビューティーな魅力を活かしハイブランド・ロエベのモデルも務めるグレタ・リー。幼なじみのヘソン役には、ニューヨークとベルリンで俳優としてのキャリアを重ね、2009年よりソウルを拠点に活躍、『その恋、断固お断りします』などに出演し活躍の幅を広げる
ユ・テオが抜擢。夫・アーサー役には、『キャロル』や『
マネー・ショート 華麗なる大逆転』などに出演、ケリー・ライカート監督『ファースト・カウ』で主演を務める
ジョン・マガロがキャスティングされ、存在感を放っています。
公開された予告編は、ニューヨークの公園でノラ(グレタ・リー)とヘソン(ユ・テオ)が24年ぶりに再会するところから始まります。12歳の時にソウルで離れ離れになり、24歳でオンラインでつながり、そして36歳になった今、再びめぐり逢う時の流れを映し出します。ヘソンとの再会を果たしたノラに、夫であるアーサー(ジョン・マガロ)は「また彼に惹かれている?」と問いかけます。「今はあなたと人生を共にしている」と答えるノラ。一方「もし君がソウルを去らなかったら…僕たち付き合ったかな?」「結婚したのかな?」とヘソンが投げかける、彼女が選ばなかった人生の選択肢。ブルックリンブリッジ、地下鉄、ハドソン川……ニューヨークの様々な景色と、エモーショナルな音楽が彩る、運命の相手との再会の7日間。果たしてふたりが選んだ運命とは――。
同時に公開されたポスター・ヴィジュアルでは、ノラとヘソンがメリーゴーランドを前に座り、お互いを見つめ合う姿が印象的です。リラックスした様子のノラと、少し緊張しているようにも見えるヘソン。ニューヨークの摩天楼を背に、24年ぶりに再会したふたりの心情と恋の行方に想像を掻き立てられます。
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