2024年1月13日(土)より放送のドラマ『地球の歩き方』(テレビ大阪制作)の全てのサウンドトラックを
冨田ラボが担当することが決定。長いキャリアを誇り、数多くの名曲を世に送り出してきた冨田ですが、連続ドラマのサウンドトラックを手掛けるのは実に数十年振りとなります。
手掛けるのは、“海外旅行のバイブル”的な存在として長年愛されてきた『地球の歩き方』とコラボレーションしたドラマ。『地球の歩き方』の編集部より特集ページ制作の依頼を受けた、
三吉彩花、
森山未來、
松本まりか、森山直太朗という4人の芸能人が、それぞれ担当する国を訪れ、特集ページを完成させていく模様を描いた新感覚・海外旅ドラマとなっています。一足早く、冨田がプロデュースしたメイン・テーマの一部を使用したドラマのトレーラーも公開されており、主人公たちの旅へと出る気持ちに冨田ラボ極上のアーバンサウンドが華を添えています。また、この曲のコーラスとして、ヨウ(Natsudaidai)と北村蕗が冨田作品に初参加をしています。
[コメント]僕が初めて海外へ行ったのは90年代前半、もちろんスマホなんて存在していない。それどころかインターネットさえ普及していなかったその頃、ガイドブックといえば「地球の歩き方」一択であった。どの国へ行っても文字通り「地球の歩き方」に沿って歩いていたのだ。
そしてこの度「地球の歩き方」ドラマ化にあたり、音楽制作の依頼をいただいた。
僕個人としては、映画を含めても十数年ぶり、連続ドラマと言うことであれば数十年ぶりの劇中音楽制作になる。
ドラマ「地球の歩き方」は舞台となる国が変わり、伴って登場人物、もちろんストーリーも変わる、一種オムニバス形式である。それでいて通底するテイストがしっかりとあるので、共通項と差異を見極めて音楽を作っていくのは初めての経験ながらたいへん楽しかった。
そして、ものすごく旅に出たくなってしまった。――冨田ラボ