2023年に18年ぶりのスタジオ・アルバム『
ハックニー・ダイアモンズ』を発表。4月からは北米ツアーを行なうなど、結成60周年を経てなお精力的に活躍する
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)がライヴ・アルバム『ライヴ・アット・ザ・ウィルターン』を3月8日(金)に発表します。
本作は、2002年11月22日に米ロサンゼルスの定員2,000人の会場「ウィルターン・シアター」で開催された公演の模様を収録。フィジカルはDVD+2CD、Blu-ray+2CD、2CD、3LPで発売されます。また、3LPは一般発売されるブラックのほか、UNIVERSAL MUSIC STORE限定のゴールド、RS No.9(HARAJUKU店舗&特設サイト)限定のブラック&ブロンズのマーブルの3種類があります。
『ライヴ・アット・ザ・ウィルターン』に収録されるのは、バンドの40周年を記念し、同じく40周年記念として発売されたコンピレーション・アルバム『
フォーティー・リックス』を携えて行なわれた〈リックス・ワールド・ツアー〉の一環として行なわれたパフォーマンス。〈リックス・ワールド・ツアー〉は全117公演が行なわれ、総売上高3億ドル以上を記録。2002〜2003年度にもっとも成功したツアーの一つとなりました。
トム・ペティ、
ニール・ヤング、
シェリル・クロウ、
ジョニー・デップ、
スティーヴン・スティルス、そして
エディ・マーフィらが見守るなか行なわれた小さな会場での公演は、世界的なスタジアムや、アリーナ会場を離れてほっと一息ついたような雰囲気に満ちており、そんな特別なムードのなか、バンドは「ストレイ・キャット・ブルース」、「ノー・エクスペクテーションズ」、そして(1964年に発売されたソウル・クラシックの共同製作者の
ソロモン・バークを迎えて完璧な形で披露された)「エヴリバディ・ニーズ・サムバディ・トゥ・ラヴ」などレアな楽曲を交えたセットリストを披露しています。
アルバムに収められるポール・セクショトンのライナーノーツで、メンバーは「ツアーすべてを、お決まりの内容のショウで乗り切りたくなかった。思いもよらない曲をやりたかった」(
ロニー・ウッド)、「……その方が、観客にとってもバンドにとっても、より面白いし。今まで以上にセットリストを作るのに時間をかけて考えているよ」(
ミック・ジャガー)、「ツアー中に、天気が悪かったり、バンドの半分くらいが何らかの理由でダウンしていたりすることも、時にはある。でもそういうあきらかに憂鬱な日を除いては、驚くほど新鮮な感覚がみんなの中にある」(
キース・リチャーズ)と語っています。