元ソニック・ユースのメンバーでありヴィジュアル・アーティストのキム・ゴードン（KIM GORDON）が、2ndソロ・アルバム『The Collective』を3月8日（金）に〈マタドール〉からリリースすることが決定。アルバムからの1stシングル「Bye Bye」が公開中です。

　キム・ゴードンの故郷であるロサンゼルスでレコーディングされた本作『The Collective』は、2019年のデビュー作『No Home Record』に続くもので、今回もプロデューサーのジャスティン・ライゼン（リル・ヨッティ、ジョン・ケイル、ヤー・ヤー・ヤーズ、チャーリーXCX、イヴ・トゥモア）とのコラボレーションを継続しているほか、アンソニー・ポール・ロペスが追加プロデューサーとして参加。機材の破損したような、ぶっ飛んだダブやトラップといったさまざまな音楽ジャンルの構成が、ゴードンによる直感的な言葉のコラージュや、フックのあるマントラに箔をつけ引き立てている仕上がりです。

　公開中の「Bye Bye」は、蛇行するベースラインに合わせて、シッターの手配やジーンズにパスポートにパジャマに……と“荷造りリスト”が、恐ろしい呪文のように響き渡る楽曲。ミュージック・ビデオの主演は、キム・ゴードンの娘でモデルであり、アーティストとしても活動するココ・ゴードン・ムーアが務め、写真家で映像作家のクララ・バルザリーが監督、クリストファー・ブラウベルトが撮影を担当しています。

　3月8日（金）に世界同時発売となる本作には、国内盤CDに解説書が封入。輸入盤はCDに加えて通常ブラック・ヴァイナルと数量限定コークボトル・グリーン・ヴァイナルで発売されます。




Photo by Danielle Neu