ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)が『
ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』(2020年)以来4年ぶりのオリジナル・アルバム『ヴィジョンズ』を3月8日(金)に発表します。2021年のクリスマス・アルバム『
アイ・ドリーム・オブ・クリスマス』を手けたリオン・マイケルズがプロデュースを担当。収録された全12曲のほぼすべてをジョーンズとマイケルズの2人でレコーディングしました。先行シングル「ランニング」がミュージック・ビデオとあわせて公開されています。
新作と公開された「ランニング」について、ジョーンズは「私がアルバムを『ヴィジョンズ』と名付けたのは、多くのアイデアが真夜中か寝る直前の瞬間に思いついたからで、〈ランニング〉は半分眠っているのに、ちょっと目が覚めたような気分になる曲のひとつだった。ほとんどの曲は、私がピアノかギターで、リオンがドラムを叩いて、ただジャムるというやり方で作っていったの。その生々しさが好きで、ガレージっぽいけどソウルフルな感じになったと思う。それがリオンのサウンドの原点だし、完璧すぎないというのも魅力のひとつだしね」と語っています。
収録された12曲は、自由を感じること、踊りたくなること、人生がもたらすものを受け入れることなど活気にあふれポジティヴな内容に。ダウンホームでアーシーなサウンドも印象的で、懐かしい雰囲気ながらもどこか新しさを感じさせる、これまでの作品にはなかったジョーンズの新たな一面を覗かせる作品となっています。
Photo by Joelle Grace Taylor