町田そのこによる原作『52ヘルツのクジラたち』(中央公論新社)は、2021年の本屋大賞を受賞。その累計発行部数100万部目前の圧巻の傑作ベストセラー小説を実写映画化した『52ヘルツのクジラたち』が、3月1日(金)より全国でロードショー。この度、
杉咲花が演じる三島貴瑚の人生に交差する人々の場面写真が公開されています。
〈52ヘルツのクジラ〉とは、他の仲間たちには聴こえない高い周波数で鳴く世界で1頭だけのクジラのこと。しかし、そんな「世界で最も孤独なクジラ」たちにも、その声なき声に耳をすませてくれる相手がきっといる、その声はいつか届く――。切なる想いの先に、胸を揺さぶる希望の光を届けてくれる、愛の物語が完成しました。
本予告編が公開されるや、「予告を見ただけで原作を思い出して、胸がいっぱいになって、泣きそうになりました」「予告だけで泣ける。観に行きます」「人生を見つめなおすキッカケになった物語」とすでに多くの反響が寄せられている本作より、この度、貴瑚の人生に交差する人々の場面写真が公開されています。
過去と現在を交差させながら物語を描く本作。公開された場面写真では、貴瑚の声なきSOSを聴き取り救い出してくれた岡田安吾(
志尊淳)とのかけがえのない日々を切り取ったシーンや、数年後、新たな人生を歩く貴瑚が「ムシ」と呼ばれる少年と出会うシーンをはじめ、高校時代からの親友・牧岡美晴(
小野花梨)との仲睦まじい様子や、初めての恋人・新名主税(
宮沢氷魚)とのシーン、さらに、安吾とその母親が手を握り合うシーンなど、貴瑚と貴瑚の人生に交差する人々の様々なシーンが映し出されています。
原作者・町田そのこも脚本段階から「自分の頭の中で描いていた世界、ひとびとが、くっきり浮き出てくる気配をひしひしと感じて、震えました」とコメントしている通り、若手最旬俳優たちの競演と、『
八日目の蝉』をはじめ様々な形の家族を見つめてきた
成島出監督が作り出す、切なくも愛おしい世界観に期待が高まります。
さらに、本作のムビチケカードも1月26日(金)より発売開始。詳しくは公式サイトをご確認ください。
©2024「52ヘルツのクジラたち」製作委員会