抒情派パンク“
イル・ボーン”の前身、
造反医学の唯一の公式音源『青空』が、当時のライヴ音源を追加収録して初
CD化、3月20日(水・祝)にリリース決定。あわせてトレーラーが公開されています。
造反医学は、サイケデリックなギターとサックスに独特なフレーズによるファンクなリズムと退廃的なヴォーカル、インパクトある日本語が特徴的なオリジナル・ロック・バンド。立教大学の反主流派音楽サークルの中田潤と初代ギタリストのOに、箕輪政博(CANIS LUPUS、町田町蔵人民オリンピックショー)が加わり1979年に結成されました。「パンクバンドに日本語の屈折した世界を、現代詩とかの世界をのっけたいと思った」という中田の考えから始まり、
キース・レヴィン的なギタリスト、Lym(石黒浩孝)が加わり、
エルヴィン・ジョーンズ的な箕輪のドラムで、隙のないサイケ・サウンドを創出。活動初期は
ギャング・オブ・フォー、
ア・サーティン・レイシオ、初期
スクリッティ・ポリッティなどのサウンドを目指すも、CANに大きな影響を受け、変幻自在なリズムと機知に富んだギターの絡みはエクスタシスへ引き込ませ、後のイル・ボーンとは異なる緊張感をともなうサウンドを特徴としています。
なお、発売を記念して、3月17日(日)に東京・高円寺Showboatにて〈イルボーン再結成ライブ第二弾「造反医学」CD発売記念〉が開催されることも発表。詳細はShowboatのサイトをご確認ください。