ラッパーの
Itaqが、最新曲「short time」を2月9日(金)にリリース。
「short time」は、自身がフリーランスの生活を送る中で一日一日をどう使うか自問自答する過程や、内面にある信仰を現実の行動に落とし込む中で得られる友との喜び、そして過去の後悔や未来の心配で頭を一杯にするのでは無く、今ここにある幸せを味わい感謝する姿勢など、多岐に渡り文学的趣をも感じさせるリリックが堪能できる楽曲に仕上がっています。
また、朝の下町を思わせる様な清々しいドリルビートを手掛けたのは、ローファイからドリルまで幅広く、サンプリングと打ち込みの中間の様な唯一無二の作風が注目を集める新進気鋭のビートメイカーTyga Ichinose。アートワークは、Itaqと信仰を共にするXユーザーのスピンドル田中が趣味で制作したという金属板の画像を引用しています。
リリースに合わせて公開されたミュージック・ビデオは、Itaq自身が監督を務め、撮影をビートも手掛けたTyga Ichinoseが担当、Itaqの住む中野区の街並みを舞台に、iPhone 13 Proにて撮影及び編集が行われています。Itaqの淡々としたフローと、使命感に裏打ちされつつも何気無い暮らしを歌ったリリックに共鳴するかの様に、ビデオの風景も何処か憂いを帯びた情景に感じられます。ヒップホップらしさに囚われず好きなアイテムを纏った衣装や、年末年始に3COINSで見つけたと言う「辰パペット」も印象的な映像作品に仕上がっています。