ニュース

ファビ・レイナのプロジェクト“レイナ・トロピカル”、マヌ・チャオの曲名を冠した1stアルバムを発表

2024/02/13 13:17掲載
はてなブックマークに追加
ファビ・レイナのプロジェクト“レイナ・トロピカル”、マヌ・チャオの曲名を冠した1stアルバムを発表
 メキシコ生まれ、テキサス育ちのギタリスト / シンガー / ソングライター / プロデューサーのファビ・レイナによるソロ・プロジェクト“レイナ・トロピカル”(Reyna Tropical)が、サム・ゲンデルチン・ベルナルデスなどを輩出する「Psychic Hotline」と契約しデビュー・アルバム『マレグリア』を3月29日(金)にリリースします。

 コンゴ、ペルー、クンビアのリズムのほか、メキシコ人ギタリストで国民的歌手であるチャベーラ・バルガスからの音楽と文化的伝統から大きな影響を受けて現在に継承したファビ・レイナ。先駆的なギタリスト / ソングライターである彼女のレンズを通して作り出されるサウンドは、女性的な官能性や地球との意図的な関係がもたらす変容力などのテーマを横断したものです。アルバム発売に先駆けて公開されている「Cartagena」でも、サウンドに多層的なリズムやヴォーカルが明るく彩る中、大地と彼女との間に信頼と思いやりが交わされていることが伝わります。

 また、1998年、マヌ・チャオが発表したアルバム『クランデスティーノ』に収録されている同名の曲から生まれたアルバム名は「ほろ苦い」という意味で、スペイン語で「悪い」を意味する「mal」と「幸福」を意味する「alegría」がブレンドされたものとのこと。トロピカルなギターとマリンバが織りなす軽快なトラックがリスナーに幸福をもたらす一枚となっています。

 レイナ・トロピカルは、2016年にファビ・レイナとネクタリ・“スモヘア”・ディアスとのユニットとして結成。2018年のシングル「Niña」がNPR Alt.Latinoの「Songs We Love」シリーズで紹介され、多くのファンを獲得。ボンバ・エステレオのUSツアーをサポートし、CumbiatónやコロンビアのBaile Sagradoなどの主要フェスティバルなどにも出演しました。その後ディアスの死去に伴いレイナのソロ・プロジェクトとして進行。今作『マレグリア』はデビュー・アルバムでもあり、ディアスとともにそして彼の死を通じて制作された集大成的な作品となっています。

拡大表示






■2024年3月29日(金)リリース
レイナ・トロピカル
『マレグリア』

inpartmaint.com/site/38896

[Track listing]
01. Aquí Te Cuido
02. Radio Esperanza
03. Cartagena 03:32
04. Goosebumps
05. Lo Siento
06. Singing
07. Conocerla
08. Movimiento
09. Suavecito
10. Ñeke
11. La Mamá
12. Malegría
13. Pajarito
14. Puerto Rico
15. Mestizaje
16. Cuaji
17. Queer Love & Afro-Mexico
18. Conexión Ancestral
19. Guitarra
20. Huītzilin
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015