2022年の第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにおいて、史上最年少(18歳)でゴールド・メダルを受賞。あわせて聴衆賞、最優秀新曲演奏賞も受賞した韓国出身のピアニスト、
イム・ユンチャンが初のスタジオ・アルバム『ショパン:練習曲全集』を4月19日(金)に発表します。アルバムからの先行シングル「ショパン:12の練習曲 作品10より第3番 ホ長調〈別れの曲〉」が公開されています。
デッカ・クラシックスからのデビュー・アルバムとなる本作『ショパン:練習曲全集』では、2月の来日ツアーでも演奏し好評を博した、
ショパン作曲「12の練習曲」作品10と25を録音。この選曲には、
アルフレッド・コルトー、イグナーツ・フリードマン、
ヨゼフ・レヴィーン、
マーク・ハンブルク、
セルジオ・フィオレンティーノなど、このレパートリーに取り組んできた、イムが尊敬する伝説的なピアニストらへの敬意が込められています。さらに、フィルムで撮影されたアルバムのジャケット写真は、
ヴラディーミル・アシュケナージやラドゥ・ルプーなど、1960年代にデッカで活躍したピアニストへのオマージュであり、イムのリクエストによりデッカのオリジナルLPロゴのひとつがあしらわれています。
アルバムについて、イムは「ショパンの練習曲を録音しているこれらの偉大なピアニストたちは、私にとって広大な宇宙のような存在です。いつか彼らのような深遠な音楽家になりたいと夢見てきましたし、彼らの足跡をたどりたいと思いました。デッカ・クラシックスからショパンの練習曲をリリースすることは、私にとって本当に光栄なことです」と語っています。