野田洋次郎(
RADWIMPS)が書き下ろした主題歌「なみしぐさ」と劇伴全35曲を収録したNetflix映画『パレード』のサウンド・トラックが、デジタル先行配信リリースに続き3月13日(水)にCDでリリースされます。
本映画のために野田が書き下ろした音楽に、SNS上では「エンドロールと共に流れる野田洋次郎の〈なみしぐさ〉が良すぎてボロボロに号泣。この映画を観たら、あの人も見守ってくれてるかなって思えて優しい気持ちになれる」、「何度観ても余韻が残るし音楽が好きすぎる」など様々な絶賛の声が多く寄せられており、3月13日より、本作への想いや制作秘話を野田自身が語った“特別インタビュー”がNetflix公式YouTubeチャンネルで公開されています。
RADWIMPSが音楽を手掛けた映画『
余命10年』(2022年)以来の再タッグとなった本作は、
藤井道人監督が企画段階から野田にラヴ・コールを送ったことによって成立したといいます。野田は脚本を大絶賛した上で「監督に対する信頼と愛がないと劇伴は出来ない」と、自身が映画音楽を手掛ける上で大切にしているポリシー、そして監督との相思相愛な関係性をインタビューで明かしました。また、自身において初めての配信作品の音楽制作についても語っており、ミュージシャンならではのものづくりへのこだわりが垣間見えるエピソードも。長きに渡る制作過程を振り返りながら、「誰にも任せたくなかった。これは一生自分にとっての誇りになる作品」と、作品への熱い想いを語っています。
「10代の頃から死を引き合いに出して、“生”を歌ってきた」と話す野田が生み出す唯一無二の楽曲が散りばめられた映画『パレード』とあわせて、このインタビュー映像にも注目です。
[コメント]この映画に音楽をあてながら、どこまでも容赦なく残酷で、また時に信じられないほど美しいこの世界で生きる意味を考えました。もう逢えない悲しさも、言えなかった言葉も、携えて生きていく理由を考えました。
答えなどまだ到底出ませんが、考え、想い続けようと思います。
この映画を観終わった時、理屈や科学なんて飛び越えて、この命を生きた先で「きっとまた逢える」と思えたのでした。この作品に出逢えたことに感謝します。――野田洋次郎『パレード』を書き終えたときに、僕の中に鳴っていたのは、野田さんの音楽でした。
『余命10年』で野田さんが作り上げた音の物語は、きっとこのパレードにも通ずるものがあると思い、オファーさせていただきました。
言葉では伝えきれない、想いの「その先」を彩ってくれた野田さんの音楽が、観てくださった全ての方々のこれから先の未来を照らしてくれると信じています。――藤井道人