フランスの気鋭ピアニスト、
リュカ・ドゥバルグ(Lucas Debargue)が、パンデミックでコンサート活動ができなかった時期に大きな衝撃を受け、魅了されたという
フォーレのピアノ独奏曲を録音。CD4枚組の『
フォーレ:ピアノ独奏曲全集』が3月13日(水)に日本先行発売されます。
配信ではすでに、3つの無言歌作品17より第3番、舟歌第1番作品26,3つの夜想曲作品33より第3番、主題と変奏作品73より第6変奏、8つの小品作品84より第5番即興曲、9つの前奏曲作品103より第3番の6曲が聴けるものの、全曲の配信は3月22日(金)からです。
録音は2021年から2022年にかけ、何度かに分けて仏ヴィルティエリーのStephen Paulello Workshop and Recording Studioで行なわれました。アルバムには作品17「3つの無言歌」から作品119「夜想曲第13番」まで全68トラックを収録。総再生時間は260分を超えます。楽器にもこだわり、レコーディングには、フォーレの独奏曲のレコーディングには理想的とリュカが語る、102鍵からなるポレロ社のコンサートグランドOpus102を使用しました。また、ブックレットには、なぜ今フォーレに魅了されるのか。その理由をリュカがみずから綴ったライナーノーツが掲載されています。