アメリカのシンガー・ソングライター / ピアニスト、
ダイアン・バーチ(Diane Birch)が、4月3日(水)に10年ぶりにリリースするニュー・アルバム『
フライング・オン・エイブラハム(Flying On Abraham)』よりリード・シングル「ジュークボックス・ジョニー(Jukebox Johnny)」を3月22日(金)に配信リリース。
「ジュークボックス・ジョニー」は、以前にバーチと付き合っていた仲間のミュージシャンにまつわる物語について書かれた一曲。交際期間中、彼が作っているアルバムにバーチも感情的かつ精力的にのめり込み、アルバムのジャケットに登場したほどでした。彼がアルバムをリリースした頃には2人の関係は終わっていたものの、バーチはリリース日には気持ちを抑えきれずに何時間もスマホをいじり、ソーシャルメディアを何度もスクロールしながら、人々がアルバムをどう思っているのか知りたいという好奇心で死にそうになっていたとのこと。そこで、そこまでするほどまだ彼のことを気にしていた自分がひどく恥ずかしくなり、“おいおい、誰が気にするんだ!”と思い直し、一晩だけもがき、それを歌にしたそうです。
ローラ・ニーロを彷彿とさせつつも、まぎれもなくダイアン・バーチ印のやわらかくしなやかで起伏に富んだ曲調、心を揺さぶるスモーキーな歌声の「ジュークボックス・ジョニー」は、アルバムへの期待も高まる秀逸なリード・シングル曲となっています。
なお、ダイアン・バーチは6年ぶりの来日公演も決定しており、7月9日(火)から7月11日(木)までの3日間、東京・ブルーノート東京で開催されます。