ニュース

oono yuuki、9年ぶりのソロ・アルバム発表 Tomo Nakayamaとの日本ツアーも決定

oono yuuki   2024/03/26 12:18掲載
はてなブックマークに追加
oono yuuki、9年ぶりのソロ・アルバム発表 Tomo Nakayamaとの日本ツアーも決定
 6人組インスト・バンド、oono yuuki bandを主宰する傍ら、ソロとしてはギターと歌だけのシンプルかつ深遠な演奏を続けてきたoono yuukiによる9年ぶりのソロ・アルバム『遠雷|よあけ』が4月24日(水)にリリースされます。

 2013年にバンド活動を休止したのち、一人で歌うことに次第に惹かれていったというoono yuukiは2015年に初のソロ作『夜と火』を自主レーベルより発売した後も、友部正人七尾旅人折坂悠太、沢田ナオヤなどの敬愛するミュージシャンたちとの共演を経て、楽曲を作り続けてきました。中でも2018年に行なったTomo Nakayamaとのアメリカ・ツアーで得た言葉や身体の感覚は、本作の中にも色濃く反映しています。

 その言葉や身体の感覚を、暖かく冷静に切り取ったのは、録音エンジニアの田辺玄で、本作では32bit float、オールモノラル録音という新たな試みを実施。時に荒々しい弦の音も耳に優しく、近くて生々しい声にも奥行きを感じる音像が実現しています。

 また、ジャケットに使われた絵画は戦争をまたいで日本とフランスで活動を続けた画家の末松正樹の作品。バンド名義の前作『Greenish Blue,Bluish Green』に引き続き、岡田和奈によるデザインが音の世界とアートワークを丁寧に編み上げています。

 本作には、「光」「池」「落雷」「本」「夜」「オーロラ」「塔」「雪」「川」「よあけ」の10曲を収録。たった一人で演奏された32分間の作品ですが、この作品は実際の長さよりも長くも短くも感じられます。たくさんの言葉と言葉が重なり合って新しいイメージを呼び覚まし、聴く人の心の中に新たな時間を生み出すような一枚に仕上がっています。

 なお、oono yuukiは、Netflixドラマ『忍びの家』の主題歌を務める米シアトルのミュージシャンTomo Nakayamaとの合同ライヴ日本4公演も決定しています。2009年にTomo Nakayamaが来日した際にライヴハウスでoonoの曲を耳にしたことがきっかけで、Nakayamaは2014年に行なわれた次回ツアーのパートナーにoono yuukiを指名。Tomo Nakayama、oono yuuki、Yuuki Matthews、Roth Bart Baronの4組でツアーが開催されたほか、2人は同じ高知県生まれということで親交を深めました。

 今回のツアーの日程は、4月13日(土)東京・蔵前 封灯、4月14日(日)東京・神保町 試聴室、4月20日(土)高知・日高村 日高酒造ホール、4月21日(日)高知・slow hand mojo。詳細は、Lemon House Inc.のホームページをご確認ください。当日、会場にて、4月24日に発売されるoono yuukiのソロ・アルバムの先行発売も行なわれるとのことです。

拡大表示


拡大表示


■2024年4月24日(水)発売
oono yuuki
『遠雷|よあけ』

lemonhouse.official.ec/items/84618933

oono yuuki and Tomo Nakayama 2024 solo tour
lemonhouse.official.ec/items/84618933
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015