米ニューヨークを拠点に活動する黒田卓也主宰レーベル「aTak Record」より、黒田を筆頭に日本音楽シーンの重要人物が揃った総勢15名の大編成バンド“aTak”と、西口明宏、馬場智章、陸悠のサックス奏者3名をフロントに擁したスーパー・グループ“Tenors In Chaos”のそれぞれの新作CDが4月10日(水)にリリースされます。
aTakは、ブルックリンで黒田が在籍するアフロビート・バンド“アコヤ”の編成を意識したバリトンサックス2本、ギター2本、パーカッション2人、ヴォーカル2人を含む大所帯バンド。もともと、2018年に東京・渋谷WWW Xで開催されている、aTakの音楽大忘年会のハウスバンドとして結成されました。アフロビート、ファンク、またソウル・ミュージックまでを盛り込んだ、フロアを激しく揺らすサウンドが特徴的です。2021年3月、伊豆スタジオでの合宿レコーディング、NYでのミックスダウンを経て完成された音源を2021年7月、8月、9月に、「ZASU」、「work work work」、「The Bag」の3曲をデジタル・シングルとして連続リリース。その後もライヴを重ね、進化を続けています。今回CDで発表される1stアルバム『ZASU』には、その3曲を含め、全6曲が収録されます。
Tenors In Chaosは、自身のグループ“FOTOS”としての活動の傍ら、JAZZミュージシャンからの絶大な信頼を得ている西口明宏、バークリー音楽院を主席卒業し、MISIAや大西順子との共演から自身が作編曲するアンサンブルでの活動まで多岐にわたる活躍ぶりの陸悠、アニメ映画『BLUE GIANT』で主人公・宮本大の演奏を担当し、その名を轟かせた馬場智章と、JAZZシーンの“今”をリードする3人のサックス奏者が集結。黒田卓也の号令のもと、それぞれが新たにつくった楽曲を持ち寄り、「aTak Record」よりデビュー・アルバム『Chaos』を発表することとなりました。3人のサックス・プレイヤーを支えるのは、デヴィッド・ブライアント(p)、須川崇志(b)、小田桐和寛(ds)という気鋭のミュージシャンたち。代表的なスタンダードからメンバー各々のオリジナル楽曲を、ジャズの代名詞でもあるテナーサックス3本が真正面からストレートに熱い音を届けます。